『チーズはどこへ消えた』

 

日本で400万部、全世界で累計2800万部突破の大ベストセラーで、1999年度全米ビジネス書ベストセラー第1位を獲得しています。

ビジネスにも役立つ内容なので、IBM、アップル・コンピュータ、メルセデス・ベンツなど、トップ企業が次々と社員教育に採用した書籍です。

 

物語はチーズを探し求めるねずみと小人たちの物語です。

 

この物語から人生の教訓が学ぶことができます。

 

YouTubeでアップされているモチベーション紳士さんの動画から抜粋した内容となっています。

非常に聞きやすく、分かりやく、しっかりとポイントを抑えた内容となっておりましたので、ご紹介したいと思います。

 

●この記事をおすすめしたい人

・夢を持っている

・今まであまり挑戦してこなかった

・決断力が弱い

・勇気が欲しい

 

この記事と最後に紹介する動画をご覧いただくことで、勇気100倍で怖いものなしになれることでしょう。

 

「チーズはどこへ消えた」の物語

毎日迷路の中で大好きなチーズを探す2匹のねずみスニッフとスカリー、2人の小人ヘムとホー。

毎日一生懸命さがしていると、ある日、チーズステーションで山のようなチーズを見つけました。

2匹のねずみスニッフとスカリー、2人の小人ヘムとホーは、ここでたらふくチーズを食べられてずっと生活できると思っていました。

 

そして、しばらくは毎日のようにチーズを食べ続けることができましが、次第にチーズが徐々に少なり、そのうち綺麗さっぱりなくなってしまいました。

 

その状況でねずみのスニッフとスカリーは新たなチーズを探すために、もう一度迷路に旅立ちます。

一方、小人のヘムとホーはパニック状態に陥り、「チーズはどこへ消えた?」と怒り始め、今後どうしたらいいか途方に暮れ始めました。

そして、2人が出した結論は現状維持

「いずれチーズは戻ってくる」と信じてこの場所に残ることにしたのです。

 

しかし、当然ながら待ってもチーズは戻ってきません。

次第に2人は心身ともにダメージを受けていきます。

 

そんな日が続いたある日、ホーは迷路に旅立つことを決意します。

ホーは行動しなければチーズは手に入らないことに気付いたのです。

 

しかし、臆病なヘムはホーに対して、「迷路に迷ってチーズが見つからなったらどうするんだ。しかも外は危険だからここに残るべき」と。

それに対してホーは「チーズは待ってっも戻ってこない。人生は進んでいるから俺たちも進まなきゃいけない」と言いました。

 

ここでホーは教訓を学ぶのです。

「変化」を辞めると待っているのは「破滅」だけ。

生き残るには自分が変わるしかないことを理解したのです。

 

しかし、前進するホーに待ち構える「恐怖」という壁が立ちはだかります。

迷路を進むと、そこは今まで見たことがない場所。

目の前の暗い道を進むとホーは「危険が待っているかもしれない」と恐怖に襲われ、その場で止まってしまいます。

 

しかし、ホーはそんな自分のことを客観的に見ようとしました。

「俺は恐怖のせいで悪い方に考えてしまうんだ。もし恐怖がなかったら俺はどうするだろうか?」と考え前進することを決意します。

 

そして一歩踏み出した時、ホーは笑みを浮かべていました。

先ほどまでの恐怖から心が満たされて幸福感を感じていたのです。

「でも、どうしてこんなに気分がいいのか。チーズもないのに・・・。」とホーは不思議に思います。

 

しばらくすると、気分のいい理由が分かりました。

『恐怖を乗り越えると楽な気持になる。一番怖いのは何かを想像している時。そして行動さえ起こせば、そこには何もないことが分かったのです。』

 

いい気分でチーズを探し続けていると、新たなチーズステーションを発見します。

しかし、そこは空っぽで既に誰かが食べつくした後でした。

 

そしてまた1つ新たな教訓を学びます。

『古いチーズに見切りをつければ、それだけ早く新しいチーズが見つかる。』

 

この時、ホーは過去にとらわれず現在に集中するようになっていました。

「もっと早く探しておけば・・」と後悔することなく、チーズ探しを続けるのです。

 

さらに迷路を進んでいくと、遂に新たなチーズステーションを見つけたのです。

そこには今まで見たことがない美味しそうなチーズが山盛りにありました。

 

既にねずみのスニッフとスカリーが到着しており、チーズを美味しそうに食べていました。

しばらく呆然としてたホーも次第に喜びが溢れ、仲良く食べ始めました。

そして美味しいチーズをかかげて言いました。

「変化万歳!」

 

「チーズはどこへ消えた」から学ぶ人生3つの教訓(人生の暗喩)

これを人生におきかえて考えてみます。

 

小人達が探していたチーズ = 人生で求めるもの(仕事、お金、良好な人間関係、やりたいことなど)

 

チーズを見つけるには、人生という複雑な迷路を進んでいかなければなりません。

だからこそ、勇気を出して変わろうとしたホーの生き方を選ぶのか、それとも恐怖でその場を動かないヘムの生き方を選ぶのか、この選択はとても重要になります。

 

人生の選択

・ホーの生き方:勇気を出して変化

・ヘムの生き方:恐怖に支配され現状維持

 

そして、この2人から学べる人生の教訓が3つあります。

 

1.変化とは何かを失うことではなく何かを得ること

人間には恒常性維持機能というのがあります。

これは現状維持をすることで安心感を覚える人間が持つ機能のことです。

言い換えると、何かを失うのではないかという恐怖を強く感じるように設計されているということです。

これが原因で多くの人は現状に固執してしまいます。

 

よくある話で、ブラック企業の社員。

「こんな会社いますぐ辞めたい」と思っていても、いざ転職する人はそれほど多くありません。

それは恐怖に支配されているからです。

 

●ブラック企業の社員を支配する恐怖

・「転職して、もっとブラックだったらどうしよう・・・。」

・「転職活動が長引いてお金がなくなったらどうしよう・・・。」

・「会社が見つからなかったらどうしよう・・・。」

 

悪い方に考え出すときりがありません。

その結果、現状に対する不満より、変化に対する不安の方が大きくなってしまい、行動を起こすことが難しくなってしまうのです。

 

現状に対する不満 < 変化に対する不安

 

但し、会社や現状に不満があったらすぐに辞めるべきということではありません。

ここで伝えたいのは、新しいチーズを得るためには、古いチーズを捨てないといけないということです。

これが「決断」です。

 

古いチーズを切り捨てる ⇒ 決めたら断つこと ⇒ 決断

 

そして、「変化」とは新しいチーズに出会うこと

これを意識して変化を続けることが重要です。

 

2.過去の失敗は現在に関係ない

過去の失敗や恵まれない点を言い訳に何かを諦めてしまう人が多くいます。

「○○大学に合格していたら今頃は・・・。」

「才能があったら・・・。」

もちろんスタート地点や現在地、才能が誰でも平等ではありません。

借金があれば新しいことにチャレンジしにくかったり、学歴が有利であれば就職にも有利であったりするかもしれません。

 

ただ、そんなことはもう関係ありません。

過去に何があろうと、今この瞬間に前に進むか決めるのは今の自分です。

過去を悔やんだところで、新しいチーズは手に入りません。

 

それならば、前に進んで新しいチーズを探すほうが合理的ではないでしょうか。

「学歴がない」、「お金がない」、「時間がない」と言い訳をしているうちに前に進んでいれば、学歴以上の成果を出したかもしれません。

結局は今の自分が変わらない限り、何も変わらないのです。

過去にとらわれている暇があったら、今この瞬間から変わることです。

 

言葉にするのは簡単ですが、実際に行動するとなるとそう簡単でないと思います。

そこで、最後の教訓です。

 

3.チーズは常に恐怖の先にある

行動を起こすことは怖いものです。

失敗すると周りから「ダサい」と言われるかもしれませんし、生活が苦しくなるかもしれません。

 

しかし、結局自分が「得たいもの」「自分がこうなりたい姿」というのは、常に恐怖の向こう側に用意されているものなのです。

考え方を変えると「恐怖を感じている」ということは「挑戦している」ことであり、「正しい道を歩んでいる」なによりの証拠なのです。

 

なので、恐怖が来た時に困ってしまうのではなく、この先に「得たいもの」や「自分がこうなりたい姿」があるんだとワクワクしながら突き進んでみると日常が変わっていくはずです。

 

是非、これから恐怖とうまく付き合って人生を楽しんでみてください。

 

この教訓を自分の中に刻みこむには

冒頭でもお伝えした通り、こちらの内容は「チーズはどこへ消えた」の物語をモチベーション紳士さんが人生の教訓としてYouTube動画で紹介した内容です。

10分ほどの内容でまとめてあります。

 

もし、この話に共感できて、この教訓を自分の中に刻みこみたいと思っていただけたら、何度も聞くことをおすすめします。

 

こういったマインセットは一度見るだけ、聞くだけでは、なかなか自分のものになりません。

一度くらいでは、3日ほど経つと内容の半分以上は忘れてしまっていることでしょう。

目と耳それぞれの器官から何度も吸収することで徐々に刻まれ自分のものになってくるのです。

 

これから新たな挑戦をしたいと思ったら、是非やってみてください。

 

「チーズはどこへ消えた」から学ぶ人生3つの教訓

1.変化とは何かを失うことではなく、何かを得ること

2.過去の失敗は現在に関係ない

3.チーズは常に恐怖の先にある