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転職を検討しているんだけど、どの業界が伸びているんだろう・・・。
これから伸びる市場はどこだろう・・・。
転職先を考えた時に、できれば伸びる市場や成長産業の会社で働きたいものですよね。
今後伸びる市場に身を置くことや、伸びる市場でスキルを磨くことは、自分の市場価値を高めることに繋がります。
しかし、なかには、業界を見誤って、転職したらすぐに倒産したという人もいたりします。
世の中の変化が激しいなか、転職先の会社の状況、業界の将来性はすごく気になる部分です。
では、どうすれば、伸びる市場を見つけられるのか?
本記事では、今後伸びる市場(マーケット)を見つける2つの方法を解説してまいります。
目次
今後伸びる市場(マーケット)を見つける2つの方法
今後伸びる市場(マーケット)を見つけるには2つの方法があります。
①複数のベンチャーが参入し、各社が伸びているサービスに注目する
②既存業界の非効率を突くロジックに着目する
複数のベンチャーが参入し、各社が伸びているサービスに注目する
強いベンチャーの戦い方というのは、大方決まっています。
資本や人数で大企業に勝てないため、世の中の流れを味方にして勝つのが定石です。
そして、伸びているマーケットには、いずれ大企業が参入してきます。
複数のベンチャーが参入してる業界に注目することで、伸びる市場を見つけられるのです。
具体的な調べ方はいくつかあります。
・インターネットで「○○業界 ベンチャー」で検索
・転職サイトで検索をかける
検索して出てきた企業の設立年度が若かったり、投資が集まっているところは伸びているマーケットの証です。
伸びているマーケットには人とお金が集まるからです。
既存業界の非効率を突くロジックに着目する
誰もがすでに良いと気付いているサービスには、価値がありません。
反対に、誰かに指摘されて初めて価値が分かるものにこそ、価値があります。
例えると、株のようなイメージです。
誰もが伸びる企業は、株で言えば、すでに十分株価が上がっている状態です。
高いリターンは得られません。
世の中でお金を稼ぐ人たちの特徴には2つのパターンがあります。
A:100万人の中で一番を目指す人
B:100万人が参加するゲームに一番最初に参入する人
Aの人は既存のルールの中で頂点に立つため、徹底的に努力して、上り詰めようとします。
Bの人は、いずれ100万人が参加するゲームに一番乗りしようとします。
誰も目を付けていない優良株を買うわけです。
賢く、お金を稼ぐとなると、Bのパターンになるわけですが、どうやって優良株を探せばいいのか?
そこで、注目するのがロジックです。
成長する会社は、創業時から独自のロジックを持っています。
伸びるサービスは、業界の非効率を必ず突いてきます。
業界が30年以上続いていて、かつその業界の中に非効率があり、まったく違うアプローチで攻めている事業を持つ会社です。
このロジックさえ、正しければ遅かれ早かれ、その企業は成長します。
例えば、教育業界で言えば、30年以上前から、日本の教育はほとんど変わっていません。
インターネットが普及して、分からないことがあれば、誰でも調べられる時代になっているのにもかかわらず、30年前と同じ授業をする教師もいます。
非効率を覆すロジックが強固であれば、後はそのタイミングがいつくるかの問題にすぎません。
周りが馬鹿にする市場こそダイヤモンドになる可能性がある
今後伸びるマーケットには、いずれ大企業の競合となるような急成長のベンチャーが複数います。
・100万人が参加しているゲームで一番を目指すのではなく、いずれ100万人が参加するゲームに一番乗りすること
・そのゲームを見極めるポイントは、業界の非効率を覆す強固なロジックがあるかどうか
価値のあるものと価値のないものは、長い目で見ると逆転することが多いです。
若い頃から馬鹿にされてきたが、それでも価値のあることをやり続けた人間は、いずれ輝き出します。
一方で、若い頃にすごいと呼ばれていた人ほど、いい会社に入り、最初こそ楽しそうにしているが、いずれ会社の愚痴ばかり語るようになるものです。
これも『仕事のライフサイクルと賞味期限を見極めて伸びる市場に乗り移る』で解説した『ライフサイクル』の考え方です。
すでに人気があるということは、イスの数が十分に多くなったという状態です。
それは、仕事の賞味期限が終盤に差し掛かっていることを意味します。
一方で、まだ誰も気付いていないが、よくよく聞くと筋が通っている話は『ライフサイクル』の序盤であり、今後伸びてくる可能性があります。
周りはただの石だと馬鹿にするが、自ら開拓して見つけたマーケットで磨きあげるとダイヤモンドになるのです。
転職して業界を変える際は、ダイヤモンドとなる市場を見つけ、そのなかで伸びてくる会社を見極めることです。