
時代が平成から令和に変わりました。
新時代となり、これから様々な変化を感じていくと思います。
今までの常識が通じなくなり、非常識とされてきたことが、あたりまえとされていく。
私たちは、そんな変化に柔軟に対応していかなければなりません。
本サイトでは令和時代の「働き方」にフォーカスし、自分に合った働き方を見つけられるコンテンツを提供してまいります。
2019年4月1日から2018年に成立した働き方改革関連法が施行されました。
世の中の変化に合わせて、国や企業だけが働き方を変えていくのではなく、個人でも働き方を変えていかなければならないと感じています。
目次
令和時代の働き方
学歴や経験、組織より個人への価値が高まっていると感じています。
これからは個人が経験と実績を積み、企業に依存しない働き方を一人一人が考えていくことが大事なのではないでしょうか。
自分に合った働き方を見つけることで、人生の幸福度にも関わってくる大事な考え方だと私は思います。
個人にも求められる働き方改革
働き方改革は国や企業が実施することにフォーカスされていますが、個人が主体となって実施することが大事です。
個人が主体となって働き方改革が求められる理由
・産業構造の変化により雇用形態の変化
・終身雇用の終焉
・年金制度の破綻
・解雇規制の緩和
・副業解禁
・人生100年時代の到来
今、国が国民を守りきれなくなり、企業も従業員を守りきれなくなってきているのです。
1つの会社1つ仕事では生き残れない時代が来ています。
>>45歳以上早期退職は事実上のリストラ 【会社員が40代で備えるべきこと】
今後は会社と個人が対等の関係となり、個人で時代に合ったスキルや稼ぐ力が求められ、転職や複業がスタンダードになっていくことでしょう。
4つの働き方
まずは代表的な以下の働き方から順に紹介してまいります。
・正社員
・派遣社員
・アルバイト
・フリーランス
昭和や平成の時代では正社員であることがスタンダードな働き方であり社会的地位の高い働き方とされていました。
こういった社会的地位の見方も徐々に変わっていくのではないでしょうか。
それでは、平成時代までのそれぞれの働き方を振り返ってみます。
正社員としての働き方
正社員の大きなメリットは、雇用期間に定めがなく、月給制且つ賞与や退職金の支給があることでしょう。
福利厚生が充実していたり、社会保険が完備されていると、生活する上で安心感があります。
勤務地と勤務時間は決められることがほとんどですが、最近はリモートワークや在宅勤務、フレックスタイム制を導入している会社も増えました。
会社の規定にもよりますが柔軟に働くこともできつつあります。
一方で、残業についてはアルバイトや派遣社員よりも多かったり、転勤や異動があったりします。
また、会社の将来を担ってほしいという期待と責任が寄せられるので、ここにやりがいを持つことができるか、または重荷と感じるかの違いもあります。
社会的信用度は他の雇用形態より高いこともあり、家や車など大きな買い物をする際に銀行などでローンを組みやす利点があります。
クレジットカードの審査も安定した収入があるため、返済が見込めると判断されるので通りやすいと言われます。
・雇用期間の定めがない
・賞与や退職金が支給される場合がある(※会社規定による)
・社会保険が完備されている
・交通費が支給される(※会社規定による)
・福利厚生の充実(生住宅手当・社員寮、健康診断補助、保養施設提供、旅行補助、資産形成補助など)(※会社規定による)
・社会的信用度が高い(ローンが組みやすい)
・就業が時間がある程度決まっている
・転勤の可能性がある(人によってはメリットと感じることもある)
・残業に応じなければならない
・有給消化がしにくいことがある
派遣社員としての働き方
派遣社員とは、人材派遣会社と雇用契約を結び、実際に就業する会社に派遣される雇用形態です。
正社員よりも勤務時間や勤務地を選びやすく、残業の有無も選べたりすることができるのでライフスタイルに合わせて調整することができます。
労働条件によっては、派遣会社の社会保険に加入することができます。
転勤の心配もなく、有給を取りやすいのもメリットです。
基本的に雇用期間に限りがあり契約の更新の都度、契約されるかどうか判断されます。
2013年4月に施行された「改正労働契約法」により、同じ企業との間で、有期労働契約が通算で5年を超えて繰り返し更新された場合は、企業に対し無期転換への申し込みができるようになりました。
賞与や退職金はないことがほとんどですが、無期雇用派遣社員として就業する場合には、賞与が出ることもあります。
・勤務条件が選びやすい
・残業の有無を選ぶことができる
・有給を取得しやすい
・転勤がない
・登録型派遣では雇用契約が有期雇用である(有期雇用派遣)
・正社員に比べ給与や収入は低くなる傾向
・一般的に賞与や退職金はない
・交通費が支給されないケースが多い
・労働条件によっては社会保険に加入できないこともある
パート・アルバイトとしての働き方
他の働き方に比べて勤務時間を自由に選びやすいアルバイトは、残業に応じるかどうかも自分で決めやすいなど融通の利きやすさが特徴です。
未経験でも可能な仕事が多かったりするので仕事に就きやすい形態です。
また、所定の労働時間や日数を働くことで有給休暇も取得することができます。
社会保険適用には以下の条件があります。
・週の所定労働時間が20時間以上30時間未満
・1ヵ月あたりの賃金が88,000円以上
・雇用期間の見込みが1年以上
・労働者が学生でないこと
・勤務先企業の従業員数が501人以上または500人以下で社会保険の加入について労使合意がなされている
これらの条件をクリアする必要がありますが、健康保険や厚生年金、労災保険など、生活する上で大切な制度を受けることもできます。
交通費支給の有無は就業先によって異なります。
アルバイトの雇用期間は有期雇用ですが、2013年4月に施行された「改正労働契約法」により、同じ企業との間で、有期労働契約が通算で5年を超えて繰り返し更新された場合は、企業に対し無期転換への申し込みができます。
・勤務時間や残業の有無を選びやすい
・転勤がない
・雇用期間が通算で5年を超えると、無期雇用に転換の申し込みが可能
・一般的にボーナスはない(職種によってはインセンティブが発生することも)
・交通費の支給は会社によって異なる
・条件を満たさないと社会保険に加入できない
フリーランスとしての働き方
会社や派遣会社と雇用契約を結ぶ正社員やアルバイト、派遣会社とは大きく異なる働き方がフリーランスです。
個人事業主や自営業者という位置付けにもなります。
仕事ごとに会社と契約を結び、受注した仕事を自分の裁量でこなしていくため、就業時間や働く場所の自由度が非常に高いのがメリット。
社員と異なり固定給もないため、能力次第で、また、働けば働いた分だけ稼ぐことができるという点もフリーランスの特徴です。
仕事のスケジュールや休日の調整もしやすいため、プライベートを充実させることもできるでしょう。
その一方で、経費や税金の管理を自分で行う必要があるほか、仕事が業務委託となるので仕事の依頼がないと収入が安定しないといった側面もあります。
・勤務時間や働く場所の自由度が高い
・仕事量や条件をコントロールして高収入を目指せる
・プライベートを優先させることができる
・自分がやりたい仕事を選ぶことができる
・人間関係のストレスが軽減
・通勤する必要がなくなる
・毎月の仕事量や収入が不安定
・税務処理を行う必要がある
・体調を崩しても、ほかの人に仕事を任せられない
・社会保障が受けにくい
どの働き方にも一長一短はありますが、自分の適性や考え方、将来のビジョンに合わせて選択することができる社会です。
スキルを身に付けて市場価値を高める
近年、徐々に企業や国からの恩恵が崩れ始め、個人が力を付けて生きていくことが求めらてきています。
言葉を選ばず言いますと、令和時代では会社で真面目に働くだけの人は市場価値のない人間と見られます。
会社の指示通りに仕事をこなすだけではキャリアも年収もアップしません。
こういったスタンスだと転職活動をしても評価されにくいことでしょう。
これからはスキルを身に付け、個人の価値を高めていくことが重要です。
スキルは以下の方法で身に付けることができます。
スキルを身に付ける方法
・会社でスキルを磨く
・転職でスキルの幅を広げる
・パラレルワーク(複業)で新たなスキルを身に付ける
・副業でスキルを磨く
順番に解説します。
会社でスキルを磨く
会社の仕事の中でスキルを磨くことができます。
例えば、私の前職は旅行会社だったのですが、営業を通じて、接客や電話応対、プレゼンなどのスキルを身に付けることができました。
そして、日々の仕事を繰り返しながらスキルを高めることができます。
ここで大事なのが、その会社で仕事するためのスキルではなく、転職先や独立しても使えるスキルを身に付けることです。
意外と会社の業務は、その会社でしか役に立たないスキルだったりすることがあります。
そうした場合、会社を去って次のステージに進んだ時に、一から新たなスキルを身に付けなくてはならなくなります。
転職や独立を進めているわけではなく、会社がなくなったときや仕事のやり方を大きく変えていかなくてはならなくなったときのリスクヘッジとして伝えています。
転職でスキルの幅を広げる
今勤めている会社で自分が身に付けたいスキルが取得できなければ、転職することでスキルの幅を広げられます。
スキルの幅を広げられることで個人の市場価値が高まりますので、人生の選択肢が増えます。
令和時代では、転職の回数の多い人材ほど、より多くのスキルを身に付けた優秀な人材として評価されるようになってきます。
パラレルワーク(複業)で新たなスキルを身に付ける
今の仕事は続けたいけど、新たなスキルも身に付けたいという方はパラレルワーク(複業)という選択肢もあります。
ポイントは複数の仕事をバランスよくできる環境を整えられるかどうかです。
それぞれの仕事の相性が良ければ、相乗効果でどちらもプラスの成果に繋がるようになります。
副業でスキルを磨く
副業で新たなスキルを身に付けることも可能です。
また、自分のスキルを副業に活かして更なるブラッシュアップも可能です。
副業で得たスキルを勤めている会社で活かすことができれば個人の価値が高まりキャリアアップにも繋がります。
スキルを活かして副業で成果を出すことができれば、収入アップだけでなく、転職に有利になったり、仕事の依頼を個人に受けるようになったりと、個人の実績が市場価値を高めてくれるようになります。
自分に合った働き方を見つける
時代が変化するスピードは想像以上に早いもので、常に時代の変化を感じながら未来を見据えていくことが重要です。
自分の将来を試行錯誤しながら考え、自分に合った働き方を見つけてみてください。
それには、まず「自分がどうなりたいのか」が人生の目的を明確にしておくことが大事です。
●自分に合った働き方を見つけるには
①人生の目的を明確にする
②自分に合った働き方を見つける
③スキルを身に付ける
私も人生の目的を明確にしながら様々な働き方を試行錯誤しながら挑戦してきました。
本サイトでは私の体験を交えながら、少しでも働き方を模索している人のお役に立つような情報を発信してまいります。
当ブログでは、この時代を生き抜くための新しい働き方を紹介しています。
働き方を変えたいという方はこちらの記事もぜひご覧ください。