【仕事を楽しむ考え方】 仕事が楽しい人のタイプは2種類

仕事は楽しむべきだと思います

 

楽しく仕事できる人なんて少数派だよ

 

仕事は嫌々ながらも我慢してするものでしょ

 

仕事についての考え方は人ぞれぞれです。

 

しかし、人生の大半を仕事の時間に費やすのなら、私は楽しく仕事したいと思う派です。

 

私自身、今は楽しみながら仕事ができていますが、考え方1つで誰でも仕事を楽しむことができると考えます。

 

こちら北野唯我さんの『転職の思考法』では仕事を楽しむ考え方について紹介されていました。

 

今回、私の体験を踏まえながら、誰もが仕事を楽しむことができるようになる考え方について解説してまいります。

 

楽しくない仕事をする人はお金に買われている

 

やりがいを無視して楽しくない仕事を選択することは簡単です。

実際、こういった選択をしている人は多くいます。

 

例えば、道行く人に「あなたはなぜ仕事をしているのですか?」と聞くと、

 

・家族を養っていくため

・仕事に愛着があるから

etc

 

様々な理由があるでしょう。

 

その後に、もう1つ質問します。

 

「もし、給料が半分になっても今の仕事を続けますか?」

 

大半の人は、ノーと答え、それだったら転職すると答えるでしょう。

 

私も今まで仕事にやりがいや楽しさを見い出しながら働いてきましたが、会社員時代に同じ質問をされたら転職すると答えていたと思います。

 

ちょっと嫌な言い方になりますが、ほとんどの人は結局、お金に買われているのです。

会社員にとって、お金を稼ぐということは、お金に買われているということ。

労働者が自らの時間を差し出し、それを会社の経営者に買ってもらっているのです。

 

自分の労働時間を差し出す働き方は仕事の選択肢として最も簡単です。

 

しかし、これからの時代は逆転する可能性があります。

 

嫌々ながら仕事をする人の数は減っていく

 

嫌々ながら仕事をする人の数は減っていく可能性があります。

 

好きなことを仕事にするのは、これからの時代、生存確率を高めるために必要なことになります。

好きなことをやっていない人から先に消えていく可能性すらあります。

 

なぜ給料が低くてもウエディング業界や旅行業界、美容師、テレビの制作会社などに入社する人が絶えないのでしょうか?

 

仕事にクリエイティブな要素があり、やりがいを感じやすいからです。

 

逆に、定型的な事務仕事は一般的に人気がありません。

事務仕事の給料は、正社員の場合、ウエディング業界より高いことも多いです。

高い給料でないと誰もやらないからです。

 

仕事が安定的で、コストが高いということは、経営者から見れば、テクノロジーで代替しやすく、費用削減の効果も大きくなります。

 

今、生活するためのコストはどんどん下がっています。

場所さえ選ばなければ、多くのものは極めて安く入手でき、生活コストを抑えられます。

 

いずれ、必ずしもすべての人が働かなくていい時代が来ます。

 

世の中の仕事は3つに分類される

 

やりがいの乏しい定型業務はテクノロジーに代替され、生活コストは下がっていくと、世の中の仕事は3つに分類されていきます。

 

あなたはどれを選びますか?

 

1.仕事として好きなことを続ける

2.仕事は最小限にして、趣味に打ち込む

3.嫌々ながら今の仕事を続ける

 

多くの人が1か2を選ぶのではないでしょうか。

 

現状は、何かしらの理由で嫌々ながら仕事を続けている人が大多数です。

 

しかし、近い将来、嫌々ながら仕事している人が、好きな仕事か、趣味の世界に移動する可能性があります。

 

人は「心からやりたいこと」を探し求めると彷徨う

 

これまで嫌々仕事を続けてきた人が、いきなり好きなことを探すなんて、簡単なことではありません。

しかも、それを仕事にできるほど甘くないですし、実現するなんて不可能と思うことでしょう。

 

どうしても譲れないほど「好きなこと」なんて、そうそう見つかるものではありません。

見つからなくてもいいのです。

むしろ、心から楽しめることなんて必要ありません。

 

大事なのは、心から楽しめる「状態」であることです。

 

仕事を楽しむ人間は2種類のタイプに分けられる

 

仕事を楽しむ状態の人間が使う言葉には2種類に分けられます。

 

①『to do(コト)』に重きをおく人間

⇒「何をするのか」で物事を考える

明確な夢や目標を持っている

 

②『being(状態)』に重きをおく人間

⇒どんな人でありたいか、どんな状態でありたいかを重視する

 

例えば、世の中に革新的な商品を残す、会社を大きくする、などは『to do(コト)』

 

一方、多くの尊敬できる人に囲まれている、世の中にこんな影響を与えている、などは『being(状態)』

 

このように仕事を楽しむための方法論はそれぞれ異なります。

ここを混同してしまうと、混乱してしまいます。

 

世の中の多くの人は『being(状態)』です。

 

そして、「心からやりたいこと」という幻想を探し求めて彷徨います。

なぜなら、世の中に溢れている成功哲学は、僅かしかいない『to do(コト)』型の人間が書いたものであるからです。

 

彼らは「心からやりたいことを持て」と言いますが、両者は成功するための方法論が違います。

だから、参考にしても彷徨うだけなのです。

 

そもそも、多くの人にとって、心からやりたいことなど必要ありません。

好きなことがあることは素晴らしいことではありますが、ないからと言って悲観する必要はないです。

 

なぜなら、「ある程度やりたいこと」は必ず見つかるからです。

ほとんどの人が該当する『being(状態)』型の人間はそれでいいのです。

 

『to do(コト)』から『being(状態)』へ変化

 

実際、私も20代の頃は常に「心からやりたいこと」を探し求めていました。

旅行が好きだから旅行会社に就職し、アパレルが好きで副業してみたり、会社の中でもなるべく好きなことを中心に取り組んできました。

 

●20代の頃に私が求めていたこと

・旅行の仕事がしたい

・アパレルの仕事がしたい

・もっと海外旅行がしたい

 

しかし、やりたいことをやったからといって、心が満たされることはありませんでした。

 

毎日深夜まで残業し、休みの日は疲れて1日寝て過ごす、仕事で抱えたストレスを発散するために好きな洋服を爆買い、収入の不満・・・。

次第に、心のゆとりや、自由な時間、収入アップを求めるようになっていたのです。

 

30代中盤からは、「やりたいこと」より、「どんな状態でありたいか」を重視する考え方に変わってきました。

 

●30代の中盤に私が求めていた状態

・収入アップ

・時間の自由

・営業のスキルアップ

 

当時、私は自分が求めていた『being(状態)』を手にするために転職をしました。

 

そして、30代後半になってからは、自分の理想の『being(状態)』をキープしたうえで、やりたいこと『to do(コト)』を求めるようになっていきました。

 

●30代後半に私がやりたいと思ったこと

・営業の仕事

・ブログ運営

・Webマーケティングを学ぶこと

・コピーライティングを学ぶこと

etc

 

『to do(コト)』から『being(状態)』、そして再び『to do(コト)』へと変化したわけですが、何を重視するかは、その時の価値観によって変化するものです。

 

『being(状態)』の人間にとって重要な2つの状態

 

『being(状態)』の人間にとって、最終的に重要なのは「やりたいこと」より『状態』です。

 

その『状態』は「自分」と「環境」の2つです。

 

1.自分の状態

2.環境の状態

 

例えば、ゲームであれば、おもしろさを決める要素は2つあります。

 

1.自分の状態

⇒主人公は適切な強さか?主人公は信頼できるか?

2.環境の状態

⇒緊張と緩和のバランスは心地よい状態か?

 

 

自分の状態は今の環境に適切か?

まず、重要なのは、主人公である自分が今いる場所にとって適切な強さであることです。

 

想像してみてください。

主人公があまりに弱すぎて、どう戦っても敵に勝てなければ、そのゲームはまったく面白くありません。

 

倒せそうで倒せなかったり、適切な強さを持っているところに面白みがあるものです。

 

多くの人は、幼少期から勉強や運動、仕事など多かれ少なかれ何かしらの努力を積み重ねています。

そして、常に倒せそうで倒せない状況(環境)を経て、成長します。

 

つまり、『being(状態)』の人間に必要なことは、主人公である「自分の状態」が環境に対して適切な強さであるかどうかです。

 

ビジネスパーソンの強さを身に付ける

ビジネスパーソンにとって、強さとは何なのか?

 

これこそがまさに、マーケットバリューです。

3つの要素の掛け算で表した箱の大きさです。

 

マーケットバリューと3つの要素の掛け算で表した箱についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

 

これがビジネスパーソンとしての強さです。

会社が潰れても生きていける強さです。

だから、まずはマーケットバリューを高めることが大事なのです。

 

仕事を楽しむためには、

マーケットバリューがある程度あること

求められるパフォーマンスとマーケットバリューがある程度釣り合っていること

 

この2つが必要条件なのです。

 

 

自分への信頼を身に付ける

『being(状態)』の人間にとって、強さの他にもう1つ必要なものがあります。

それが自分への信頼です。

 

信頼とは自分に嘘をつかないことです。

 

『being(状態)』の人間にとって、自分への信頼を保つのは難しいものです。

 

嘘をつかざる得ないとき、「やりたいことのためには手段を選ばない」という言い訳ができる『to do(コト)』型の人間と違って、『being(状態)』型の人間は精神的に逃げ場がありません。

 

いくら強くなっても、仕事で嘘をついている限り自分を好きになれません。

 

つまり、『being(状態)』型の人間にとって重要なことは、マーケットバリューを高めることなのです。

そのうえで、迷ったときに、自分を嫌いにならない選択肢を選ぶことです。

 

 

環境の状態は今の自分に適切か?

『being(状態)』型の人間にはもう1つの大事な要素は「環境の状態」です。

 

具体的には「緊張と緩和のバランス」です。

 

例えば、学校ではテスト前に勉強を頑張り、テストが終われば解放されます。

部活では、試合に向かって頑張り、試合が終わればリラックスします。

仕事で言えば、大事なプレゼンに向かって頑張り、終わればリックスします。

 

つまり、人生は緊張と緩和の繰り返しでできています。

 

このバランスが緩くなり過ぎたり、キツくなりすぎているなら、ゲームを変えるタイミングとなります。

 

RPGゲームでも弱い敵と強いボスが交互に出現します。

弱い敵だけでは飽きてしまい、強い敵ばかりでは疲弊してしまいます。

 

仕事も同じで、この「緊張と緩和のバランス」こそが、すべてのおもしろさを決定づけます。

 

では、どうやってその適切なバランスを見つけるか?

 

 

「緊張と緩和のバランス」の適切なバランスを見つける

①自分が仕事で強い緊張を感じた場面を紙に書き出す

②そのなかで、良い緊張と悪い緊張を分類する

 

ここ半年で良い緊張を3つ書き出せなかったら、ゲーム(業務)を変えるタイミングです。

 

反対に悪い緊張を、10以上感じているなら、場所(職場)を変えたほうがいいです。

 

緊張を書き出すうえで、目安となるのが、緊張の原因が社内からもたらされているものか、それとも社外からもたらされているものかという点です。

 

●社内からの緊張

・売上成績を上げろという上司からのプレッシャー

 

この場合、悪い緊張であることが多いです。

理由は上司に怒られないために頑張ったり、上司の顔色ばかりうかがって疲れてしまったりします。

よって、転職で場所(職場)を変えたほうがいいです。

 

●社外からの緊張

・コンペ、クライアントへのプレゼン、タフな交渉が伴う営業

 

この場合は良い緊張であることが多いです。

こういった緊張が3つ以上ある場合、自分自身に工夫の余地があったり、成長できる期間です。

 

【まとめ】 世の中99%の人間が仕事を楽しむ条件

 

人間には2種類のタイプがいます。

・「何をするか」に重きを置く『to do(コト)』型の人間

 

・「どんな人でありたいか、どんな状態でありたいか」を重視する『being(状態)』型の人間

 

99%の人間は『being(状態)』型の人間なので、「心からやりたいこと」がなくても悲観する必要はありません。

 

その『状態』は「自分」と「環境」の2つです。

1.自分の状態

2.環境の状態

 

1.自分の状態

『being(状態)』型の人間が仕事を楽しむために必要な2つの条件

 

1.マーケットバリューを高めること(環境に対して適切な強さを身に付ける)

2.その上で、仕事でつく小さな嘘を最小化すること(自分への信頼)

 

自分を好きにならなければ、いくらマーケットバリューが高まり、自分が強くなっても、その「ゲーム」を楽しむことはできないのです。

 

 

2.環境の状態

人には自分に合った「緊張と緩和のバランス」が存在します。

「緊張と緩和のバランス」が適切かを見極めるには、この半年間で強い緊張を感じた場面を書き出す。

 

・悪い緊張が10以上ある場合は職場を変える

・良い緊張が3つ未満であれば、より難しい業務や、新しいことに挑戦する

 

仕事の楽しさは「緊張と緩和のバランス」で決まります。

このバランスが崩れているのならば、環境を変えましょう。

 

 

「自分の状態」と「環境の状態」この2つの状態が適正な状態でなければ、転職すべき状況です。