
新型コロナウイルスの蔓延により注目を浴びるようになった在宅ワーク。
在宅ワークで仕事したことない人にとっては、イメージできないことも多いかと思います。
在宅ワークやテレワークが推進されていますが、まずはどういうものなのか知るところからではないでしょうか。
現在、フリーランスとして在宅ワークで仕事をしています。
そんな私が在宅ワークについて初心者でも分かるように解説してまいります。
fa-user「在宅ワークって誰でもできるものなの?」
fa-user「在宅ワークってどんな仕事があるの?」
この記事はそんな方へ向けて書いています。
本記事の内容
fa-check-circle在宅ワークのメリットとデメリット
fa-check-circle在宅ワークできる仕事
fa-check-circle在宅ワークの雇用形態
在宅ワークをしたことない人にとっては、様々な疑問が浮かぶかと思います。
在宅ワークについて詳しく知りたいという方はぜひご覧ください。
目次
在宅ワークとは?
在宅ワークとは、その名の通り自宅を拠点にして仕事をすることで、在宅勤務とも言います。
電話やパソコンなどの情報通信機器を使った働き方いよって、時間や場所の制約を受けずに、柔軟に働くことができます。
テレワークとリモートワークの違い
「テレワーク」と「リモートワーク」という2つの呼称を耳にしますが、その意味と違いについて解説します。
テレワークの意味
「テレワーク」は英語で「telework」と表記され、「tele = 離れた所」と「work = 働く」の二つの言葉を組み合わせた造語です。
オフィスから離れたところで働くという意味で使われています。
リモートワークの意味
「リモートワーク」は英語で「remotework」と表記され、「remote=遠隔・遠い」、「work=働く」の二つの言葉を組み合わせた造語です。
遠くで働くという点において、「テレワーク」とほとんど同じと言えます。
●フルリモートとは
フルリモートとは、「フルタイムリモート」の略で、全く出社せずに家やその他の場所で仕事をすることを指します。
リモートワークの場合、週または月に何日か出社することがありますが、フルリモートは基本的に出社不要となります。
テレワークについてはこちらで詳しく解説しています。
在宅ワークのメリットとデメリット
在宅ワークすることでどんなメリットやデメリットがあるのか見てまいりましょう。
在宅ワークのメリット
在宅ワークのメリット
・時間が増える
・家族と過ごす時間が確保しやすい
・人間関係によるストレス軽減
・無駄な仕事が排除される
・高齢者や障がい者への就労支援になる
・住む場所を変えられる
●時間が増える
日本人の平均通勤時間は往復80分と言われています。
なかには、片道2時間、往復4時間以上かけて通勤している人もいることでしょう。
私も会社員時代は片道2時間の電車通勤を経験しています。
通勤時間を読書や勉強時間にする考えもありますが、朝の通勤ラッシュとなるとギュウギュウで読書もできないほどです。
在宅ワークとなれば、通勤が不要になりますので、通勤時間が削減できます。
また、人と会うこともなくなるので、身だしなみ(化粧や整髪など)の時間も削減できます。
これらで削減した時間を自分の好きな時間に使うことができます。
●家族と過ごす時間が確保しやすい
オフィスではなく家で仕事できますので、家族と過ごす時間が確保しやすくなります。
子供が熱を出したから早退して病院に連れて行く経験をした人もいるかと思います。
職場の人に事情を説明して、業務を引き継ぎ、急いで帰るのは大変なことです。
家で仕事ができれば、子供の世話や、家事もしやすくなりますし、親の介護が必要であれば、介護と仕事の両立もしやすくなります。
●人間関係によるストレス軽減
仕事の悩みの大半は人間関係と言われております。
職場には必ずしも自分と合う人ばかりではありません。
パレートの法則でもあるように、必ず一定数の割合で自分とは合わない人もいます。
>>パレートの法則と262の法則で成り立つ人間関係・人材育成・ビジネスシーン
つまり、会社で勤めている限り、大なり小なり人間関係でストレスを抱えています。
在宅ワークであれば、人と会うことがなくなりますので、人間関係によるストレスは大幅に軽減されます。
●無駄な仕事が排除される
・朝礼
・電話の取次ぎ
・コピーの依頼
・上司のはんこ
・長時間の会議
・お茶くみ
etc
全て無駄とは言いませんが、在宅ワークに切り替えることよって、やらなくても良い業務を排除することができます。
仕事がシンプルとなり、より働きやすくなる環境が構築されます。
●高齢者や障がい者への就労支援になる
働く力があっても体力的な理由により通勤が困難な高齢者や障がい者にとって、通勤の必要がなくなります。
こうした制限がある人にとっても在宅ワークで仕事が可能になる人もいます。
●住む場所を変えられる
オフィス勤務の時は通勤しやすい条件で住む場所を決めていた人も多いと思います。
通勤が不要となれば、住む場所を変えることができます。
駅前から子供の学校に近い場所に変えたり、家賃の安い場所や住みやすい場所に引っ越したり、田舎暮らしにすることもできます。
ライフスタイルを大きく変えることが可能となります。
在宅ワークのデメリット
在宅ワークのデメリット
・働きすぎる懸念
・コミュニケーション不足による情報格差
・仕事以外のコミュニケーションが少なくなる
●働きすぎる懸念
オフィス勤務は、定時になったら電源を落とすなど、強制的に仕事を終了させる環境が作れます。
在宅ワークはいつでも、どこでも仕事できる利便性がかえって働きすぎることに繋がってしまいます。
自分の切りのいいところまで仕事をしてしまったり、辞め時が分からなかったりしてしまいます。
また成果主義の仕事であれば、今まで以上に頑張ってしまうこともあります。
過労によって体調を崩してしまうこともありますので、働く側の自己管理が大事になります。
●コミュニケーション不足による情報格差
今まで対面のコミュニケーションをしていた人が、通信機器のみの手段となると慣れずに思うようにコミュニケーションが図れない可能性があります。
それによって、社内で働く従業員との間に情報格差が生じてしまうこともあります。
しかし、在宅ワークが広がれば、社内SNSやビデオ会議システムなどが広がり、新たなツールが生まれ、働きやすい環境が構築されることでしょう。
●仕事以外のコミュニケーションが少なくなる
会社勤務であれば、隣の人同士で仕事合間のちょっとした雑談や、トイレ休憩で立ち話、ランチ中の会話、こうした雑談が気分転換になったりしていました。
在宅ワークは、一人なので、雑談する相手がいなくなり、孤独感を感じるようになります。
チャットツールで雑談部屋など、仕事以外のコミュニケーションが取れるオンラインの場もあれば、少しは違ってくるかもしれませんが、直接対面して交わす人とのコミュニケーションの温かみにはかなわない部分でしょう。
在宅ワークにはどんな仕事があるの?
オフィス業務を経験したことがない人にとっては、在宅ワークの仕事がどういうものか想像できない人もいることでしょう。
在宅ワークでできる仕事
・資料作成
・データ入力
・デザイン
・プログラミング
・ライティング
・調査(リサーチ)
etc
専門的なスキルや知識が必要な仕事だけでなく、未経験の方でもできる仕事はたくさんあります。
在宅ワークの仕事の種類についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
在宅ワークに向いている職種
・システムエンジニア
・プログラマー
・Webデザイナー
・Webライター
・営業職
etc
中長期的に見て在宅ワークできる職種に就くことは個人の戦略として重要な考えと言えます。
在宅ワークの職種についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
在宅ワーカーの雇用形態
在宅ワーカーには主に3つの働き方に分けられます。
・正社員としての在宅ワーカー(正規雇用)
・派遣社員・パート・アルバイトとしての在宅ワーカー(非正規雇用)
・フリーランスとしての在宅ワーカー(自営)
個人の人生観やライフスタイルに応じて働き方は異なりますが、どんな働き方でも在宅ワークを取り入れることはできます。
それぞれの在宅ワーカーの働き方についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
在宅ワークによる副業
在宅ワークは副業との相性も非常に良いです。
自宅にいる時の隙間時間でできる副業もたくさんありますので、本業は外で働き、副業は在宅という人も多いです。
在宅ワークを副業として取り組んでおけば、本業がテレワークとなった時にもスムーズに順応できることでしょう。
在宅ワークを本業として取り組むには、ちょっとハードルが高いと感じている方にとっては、副業で挑戦することをおすすめします。
fa-caret-down副業としての在宅ワークを探す方法
【まとめ】在宅ワークを始めてみよう
日本で在宅ワークが広がれば、一人ひとりの働き方が柔軟になります。
例えば、週3出勤、週2在宅ワークの働きをする人が増えることで、通勤ラッシュも緩和されます。
私は在宅ワークには個人の働き方を豊かにすると同時に社会的な意義もあると思っています。
在宅ワークが広がることで、今までの働き方が見直されるようになります。
・業務の簡略化
・危機管理対策
もはや、在宅ワークで働きたい人だけの話ではありません。
企業だけでなく個人としても今までの業務や働き方を見直し、誰もが、いつでも在宅ワークできる準備をしておく必要があります。
リスク管理を国や企業に任せるだけでなく、個人としても備えておくことが大事になります。
・働き方を複数確保しておく
・収入源を複数確保しておく
後手後手の国の対応に頼ることなく、自分でできることを考えて実行していくことが今の日本で生きていくために必要な考え方なのです。
今回、在宅ワークに少しでも興味を持った方は、是非挑戦してみてください。
こちらで初心者向けに在宅ワークの始め方を詳しく解説していますので、どうぞご覧ください。
当ブログでは、この時代を生き抜くための新しい働き方を紹介しています。
働き方を変えたいという方はこちらの記事もぜひご覧ください。
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