スキルを身につける│市場で求められるスキルと習得方法を解説

スキルを身につける

「スキルが足りないから身につけたい!」

「今の自分にはどんなスキルを身につけたらよいだろう?」

「スキルを身につけるにはどんな方法がよいかな?」

スキルの必要性は感じているものの、具体的にどんなスキルがあって、どうやって学んでいくべきかよく分からなかったりしますよね。

本記事では、スキルを身につける学習方法と適切な習得方法をについて解説してまいります。

この記事を書いた人

Take

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Webマーケター & セールスコンサルタント

大手旅行会社に13年間、外資系生命保険会社に2年間勤務し、現在はパラレルワーカーとして時間・場所・組織に縛られずストレスのない自由な働き方をしています。

著者情報(プロフィール

Take

私も様々なスキルを身につけて、仕事の幅を広げてきました。

市場で求められるスキルを身につけたことで、フリーランスでも仕事がなくなる不安から解放されました。

こちらの記事をご覧いただくことで、市場で求められるスキルが分かるだけでなく、スキルを身につける道筋まで分かるようになります。

スキルを身につけることで仕事の成果やキャリアップにつなげることができます。

会社員・希望部署への異動
・出世
・年収アップにつながる転職
フリーランス・案件の受注
・単価アップ
・案件の継続

こちらの記事を参考にして、ぜひキャリアップを実現してみてください。

目次

スキルを身につける目的

スキルを身につける目的

スキルは何となく身につけるのではなく、身につける目的が大事です。

「今この仕事をしていて、このスキルを身につければ成果につながる」

「自分の抱えている課題をクリアにするにはこのスキルが必要」

「今持っているスキルにこのスキルを掛け合わせたら、今後のキャリアが楽になる」

キャリアに応じて身につけるスキルは人ぞれぞれです。

まずは現状の自己分析を正しく行い、スキルを身につける目的を明確にしましょう。

関連記事:自己分析できない人の特徴│自己分析をキャリアに結び付ける方法を公開

また、社会的な視点でも、スキルを身につける意味や重要性が増しています。

  • 人に求められるスキルが変化している
  • 個人で稼ぐことが求められている

それぞれ詳しく解説してまいります。

人に求められるスキルが変化している

人の仕事の役割が変化しています。

昨今のDX(デジタルトランスフォーメーション)によって、単なるシステムの導入にとどまらず、企業風土や働き方まで変わってきています。

例えば、営業だと訪問して対面による商談があたりまえでしたが、システムの導入によって、オンライン商談ができるようになりました。

コロナをきっかけに営業のオンライン化が広がりつつあります。

こうなると、スーツの着こなしより、画面映えや聞き取りやすい声が重視されます。

営業に限らず、オンラインが主軸となっていけば、そのシステムの機能を理解することや、使いこなすことが求められるようになります。

このように人に求められるスキルは徐々に変化してきているのです。

個人で稼ぐことが求められている

経済の急速な進化によって、自動化、人工知能などのテクノロジーが、人々の働き方を変えつつあります。

  • 企業の経営が難しくなってきた
  • 個人レベルで稼ぐことができるようになった

こうした状況から個人で稼ぐことが求められてきています。

政府は「稼ぐ力」を「付加価値を生み出す力」であると定義しています。

出典:内閣府 第2章 地域の「稼ぐ力」を高める

個人が将来的に収入を得る方法を確保するために、所得に対する新しい課税方法と社会的セーフティネットの提供も検討しています。

稼ぐことは地域や企業レベルだけではなく、個人レベルでも求められてきているのです。

市場で求められるスキル【大きく分けて3つ】

市場で求められるスキル

スキルは転職や副業、あらゆるキャリアに密接に関係してきます。

スキルを身につける前に、市場で求められるスキルを把握することが大事です。

ここでは市場で求められているスキルを大きく3つに分けて紹介してまいります。

  • ポータブルスキル
  • テクニカルスキル
  • マインドセット

あなたが今持っているスキルはどちらのスキルなのか確認しておきましょう。

ポータブルスキル

ポータブルスキルとはどの仕事に対しても必要なスキルを指します。

ポータブルスキルの一例
  • コミュニケーションスキル
  • 論理的思考力
  • ポジティブシンキング
  • タイムマネージメント
  • ライティングスキル

ポータブルスキルは汎用性が高く、持ち運びできます。

どこに持ち運ぶの?

Take

異動先の部署や転職先の企業です。

長いキャリアの中で、幾度なく部署異動はありますし、人によっては転職して業界や職種が変わることもあります。

ポータブルスキルを持っていれば、どこに行っても周囲から評価されたり、仕事の成果につながりやすくなります。

ポータブルスキルの特徴
  • 特定の会社に縛られない
  • 特定の業種に縛られない
  • 特定な職種に縛られない
  • 時代の流れに縛られない

一方、ポータブルスキルとは真逆のアンポータブルスキルは以下となります。

アンポータブルスキルの特徴
  • 古いシステムやソフトを使いこなすスキル
  • その企業独自のルールや社風でやっていくスキル
  • 特定の上司に好かれるスキル

どこに行っても通用するポータブルスキルの重要性は高くなっています。

厚生労働省もポータブルスキルを多くの方に広める動きをしています。

出典:厚生労働省 “ポータブルスキル“活用研修

コミュニケーションスキルや論理的思考力などのポータブルスキルは仕事を効率的に進めていくために必要不可欠なスキルです。

これらのスキルが高い人は、顧客の悩みや課題を引き出したり、上司や部下と良好な人間関係を構築したり、問題解決が必要な場面で積極的に意見を出したりして、様々な仕事の場面で、良い結果につなげることができます。 

コミュトレ コミュニケーションスキルとは?種類一覧や重要性&トレーニング方法を紹介!

Take

この後に紹介するテクニカルスキルを活かすためにもポータブルスキルは身につけておこう。

テクニカルスキル

テクニカルスキルとは特定の業務に必要なスキルを指します。

テクニカルスキルの一例
  • Webマーケティング
  • プログラミング
  • データサイエンス力
  • プレゼンテーションスキル
  • 人材採用スキル

キャリアを歩んでいくうえで、ポータブルスキルだけでなく、テクニカルスキルも併せて身につけることは重要です。

ポータブルスキルだけでは、なんでもできる人に見える一方、目立った特徴がないという印象を持たれてしまいます。

実績を残すためには、何かとがった専門性、つまりテクニカルスキルも必要なのです。

テクニカルスキルがあれば、希少性が高い人材となりますので、転職や仕事のオファーが得られやすくなります。

マインドセット

ポータブルスキルとテクニカルスキルを活かすためには考え方やマインドセットが重要です。

マインドセットの一例
  • 新しいやり方に素直に学ぶ姿勢
  • チームへ貢献する姿勢
  • 顧客に提供する価値へのこだわり
  • 自社と社会に貢献するための信念
  • 自分の役割を全うする使命感

ビジネスマンの土台となるマインドセットがあってこそ、ポータブルスキルやテクニカルスキルが活かされます。

ポータブルスキルとテクニカルスキル、マインドセットをバランスよく鍛えていきましょう。

どのようにして新しいスキルを身につけるのか【学習方法9選】

スキル_学習方法

スキルの重要性は分かったけど、どうやって新しいスキルを身につけるの?

スキルを身につけるための学習方法は次の8つです。

スキル_学習方法_図解

最近は学び方にも多様性が広がり、コストをかけずに学べることも増えました。

順番に解説してまいります。

仕事

スキル_学習方法_仕事

実務を通じて習得できる方法は仕事以外にありません。

習得するスキルにもよりますが、仕事を通じたスキル習得は最も効果的で効率の良い習得方法と言えます。

テクニカルスキルは業務をしながら身につけることに適していますが、ポータブルスキルは意識して努力しなければ身につきにくいスキルです。

ポータブルスキルの習得は仕事以外の時間も使って身につけることをおすすめします。

メリットデメリット
仕事時間の中で学べる
稼ぎながら学べる
実務を通じてなので身につきやすい
成果を出すことが求められる
学びを主体として取り組むことができない

書籍

スキル_学習方法_書籍

書籍はスキルや知見を身につける鉄板の学習方法です。

音声メディアや動画メディアは話すスピードが速かったり、遅かったり、感じ方に個人差がありますが、読書は活字なので、自分のペースで読み進めることができます。

個人的には付箋にメモ書きしてつけることで、読み返したいところを分かりやすくできるのが便利だと感じています。

メリットデメリット
自分のペースで学べる
付箋をつけて読み返しやすくできる
集中できる場所と時間帯の確保が必要
書物なので保管場所が必要になるor捨てる必要がある

オーディオブック

スキル_学習方法_オーディオブック

オーディオブックは書籍の内容を耳で聴くことができます。

読書は目を使うので、落ち着いた場所を選ばないといけませんが、オーディオブックは目を使わないので、場所を選ばずに読書内容を学ぶことができます。

気になる書籍があるものの、時間がなくて読むことができない方は、オーディオブックがおすすめです。

また、聴き放題サービス(\1,000~/月)を利用すると多数の書籍を定額で聴くことができますので、読書よりコスパ良く効率的に学ぶことができます。

メリットデメリット
読書を耳から学べる
自分の好きなタイミングで学べる
「ながら」(耳だけ)で学べる
有料だが読書よりコスパが良い
有料なので聴かないと損する

音声メディア

スキル_学習方法_音声メディア

音声メディアは基本的に無料(一部有料もある)で聴くことができます。

音声のみなので、電車の移動中や家事など、「ながら」で学ぶことができます。

集中力は散漫しますが、繰り返し聞くことで記憶に定着させることもできます。

ビジネスの学びやスキルを身につけるうえで、効率的に学べる方法の一つです。

メリットデメリット
無料で学べる
自分の好きなタイミングで学べる
「ながら」(耳だけ)で学べる
基本的に配信者の一方通行
質疑応答はできない
主なサービス
Take

私も「stand.fm」でテレアポのスキルが身につくにコンテンツを配信しています。

スキルを身につける

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