【仕事の選び方】科学的な適職│7つの幸福を基準にして選ぶ

「今の仕事に夢を持って就職したけど、ちょっと違う気がするな~」

「この会社に勤めて10年経ったけど、このままでいいのかな?」

同じように思ったことは一度や二度ではないはずです。

Take
私も何百回と考えたことがあります。

Takeの経歴

旅行会社13年 → 生命保険会社2年 → フリーで営業支援・メディア運営・Web制作

こんな経歴になるとは、全く予想しませんでしたし、これが適職かと言われると、よく分かりません。

今の仕事が適職であると、自信を持って答えられる人は少ないと思います。

適職を考えることは、意外と難しいものです。

今回は、『科学的な適職』の書籍を基に、仕事の選び方について解説してまいります。

『科学的な適職』では、仕事の選び方を人の感性ではなく、科学的なエビデンスに基づいて解説しています。

こちらをご覧いただければ、自分の今の仕事を見つめ直す機会にもなりますし、新しい仕事を探すヒントにもなります。

仕事に迷われている方は、ぜひご覧ください。

目次

仕事選びは科学的にアプローチする【研究データによる選び方】

仕事選びは科学的にアプローチする【研究データによる選び方】

予測しなかったことが次々に起こる現代、未来を的確に予想できる人はいません。

終身雇用崩壊

人生100年時代

アフターコロナ

昔の人生のロールモデルは通用しなくなりました。

人の直感では予測しずらい現代では、思い付きではなく、科学的に適職を探していくことも必要になってきました。

こちらの書籍『科学的な適職』では、適職は幻想を捨てて「科学的アプローチ」で選ぶと書かれています。

著者の鈴木祐さんは、10万本の科学論文と学者など600人以上からの取材を基に分析をされています。

「科学的アプローチ」は学術論文をメタ分析して作っています。

メタ分析とは、過去に行われた複数のデータを元に結論を出すことです。

100%ではないものの、再現性の高い選択と言えます。

こんな仕事の選び方は幻想

こんな仕事の選び方は幻想

科学的アプローチをするうえで、幻想は捨てなければなりません。

仕事選びの幻想

好きなことを仕事にする

お金で選ぶ

伸びる業界

楽な仕事

それぞれ順番に解説してまいります。

好きなことを仕事にする

好きなことを仕事にできる人は幸せという考え方を持つ人は多くいると思います。

アップルの創業者スティーブジョブスが「やりたいことを見つけろ」と大学生に演説している有名なシーンがあります。

私も『科学的な適職』を読む前は、同じことを思っていました。

しかし、著者は科学的には正しくないとはっきり言っています。

スティーブジョブスは始めからコンピューターが好きで作ろうとしていたわけではありません。

哲学や思想が好きでした。

多くの偉人や成功者は、好きなことを仕事にしていません。

やりたいことと、やっていることは違うのです。

お金で選ぶ

給料と満足度の相関関係は科学的に低いデータがあります。

年収400~500万からの幸福度アップは難しい

年収がアップしても幸福度は倍にならない

400万から800万まで推移していく過程では少しは幸福度を感じられるようですが、800万を超えるとほぼ変わらないということです。

伸びる業界

どんな専門家でも伸びる業界ははっきりと分からないと言います。

ペンシルバニア大学で専門家を集めて、3~5年後の経済を予測したところ、正しく予測できた専門家は50%でした。

世の中は予想外のことが繰り返し起きるので、予測だけで業界を選ばないことです。

楽な仕事

適度なストレスが幸福に不可欠と言います。

楽な仕事 図解

難易度が高くてスキルが低い → 不安

難易度が低くてスキルも低い → 無気力

難易度が低くてスキルが高い → 退屈

難易度が高くてスキルも高い → やる気

スキルの高い人が、それなりの難易度のある仕事をした時の達成感が幸福度に繋がるということです。

適職は7つの幸福を基準にして選ぶ

適職は「幸福」を基準にすると見つかります。

幸福度を上げる為の7つのポイントがこちらです。

①裁量権はあるか

②進歩している感覚はあるか

③攻撃型または防御型タイプは合っているか

④内容と報酬は明確か

⑤業務内容はバラエティに富んでいるか

⑥自分と似た人が多いか

⑦他人の生活に影響を与えるか

それぞれ順番に解説してまいります。

①裁量権はあるか

裁量権はあるか

よく分からない仕事を人に言われた通りやればいい仕事と、自分で決められる仕事ではやりがいも変わってきます。

自由にできたり、裁量権のある仕事であることです。

②進歩している感覚はあるか

進歩している感覚はあるか

昨日も今日もずっと同じことをやり続けるのはしんどいものです。

1日1日少しづつ進歩していくことで達成感を感じ、やる気が溢れてきます。

達成感は小さなことでも構いません。

賞賛をもらえるような仕事であることです。

③攻撃型または防御型タイプは合っているか

攻撃型または防御型タイプは合っているか

仕事のモチベーションは人それぞれですが、大きくは2つのタイプに分かれます。

攻撃型

防御型

攻撃型は最高の状態を目指すために、リスクよりもスピードを大事にします。

攻撃型タイプの人は挑戦する仕事、作り上げる仕事が合っています。

攻撃型タイプの仕事

コンサルティング、アーティスト、クリエイター、テクノロジー系

防御型は最悪の状態を想定して、リスクを避けようとします。

防御型のタイプは保守的な仕事、ミスをしない仕事が合っています。

防御型タイプの仕事

経理、弁護士、データアナリスト、消防士

④内容と報酬は明確か

内容と報酬は明確か

仕事内容と報酬が曖昧でなく明確になっていることです。

結果を出しても、上司に好かれていないから昇格できないのは理不尽に感じるものです。

例えば、amazonであれば、株主ではなく顧客第一主義と社内のビジョンが明確化されています。

昇格や報酬の基準、会社の方向性は明確になっている職場を選びましょう。

⑤業務内容はバラエティに富んでいるか

業務内容はバラエティに富んでいるか

仕事は一つのことだけではなく、バラエティに富んでいることです。

ライン工場では、分業制で各担当の役割がありますが、一つの仕事だけを続けるのはしんどいものです。

しかし、全工程に携わることができれば、効率は悪くなりますが、働く側の満足度は上がります。

⑥自分と似た人が多いか

自分と似た人が多いか

同じ仕事内容、同じ給料でも、自分と価値観の近い仲間がいるかどうかで居心地が変わります。

職場の人間に自分と似た人が3人以上いると人生の満足度が96%違うというデータがあり、職場の人間の類似性効果が満足度に影響します。

自分と同じタイプが多い職場を選びましょう。

⑦他人の生活に影響を与えるか

他人の生活に影響を与えるか

自分の仕事が他人に好影響を与える仕事であることです。

この仕事をやってよかったと感じることは満足度に影響してきます。

逆に、この仕事が誰のためにやっている仕事か分からなったり、他人に迷惑をかけたり、違法な仕事だったりすれば、上記のような満足感は得られません。

貢献度のある仕事は、自尊心、親密感、自律性を満たしてくれます。

具体的に適職を探す方法

次に、適職が見つかる「7つの幸福」をもとに、具体的に適職を探す方法を解説します。

マトリックス分析をします。

STEP1:各基準を0~5点(A社、B社、C社それぞれの項目)

STEP2:自分にとって重要視している部分を1~3点(重要視の項目)

STEP3:基準×重要視を合計に記入

A社 B社 C社 重要視
①裁量権はあるか
②進歩している感覚はあるか
③攻撃型または防御型タイプは合っているか
④内容と報酬は明確か
⑤業務内容はバラエティに富んでいるか
⑥自分と似た人が多いか
⑦他人の生活に影響を与えるか
合計

点数を付けて、合計点数が高い会社を選ぶことで、より精度の高い選択ができるようになります。

また、AIなどのテクノロジーや膨大なデータを基に診断する適職診断サイトを活用するのもおすすめです。

下記の記事で、無料で使える適職診断サイトを紹介していますので、ぜひ診断してみてください。

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【まとめ】意義を感じる仕事があなたにとっての適職

【まとめ】意義を感じる仕事があなたにとっての適職

仕事の選び方がここまでの影響を与えるとは思いもしませんでした。

「好きな仕事に就きたい!」

「稼げる仕事をやりたい!」

「これから伸びる業界に携わるべきだ!」

「楽な仕事が一番!」

こう思う人はたくさんいると思います。

しかし、もう少し深く考えると、満足感幸福感を得ることだったりします。

満足感や幸福感を得るためには、上記の「7つの幸福」を考えたうえで職場選びをするべきだと思い知らされます。

あなたは何をしていますか?

この質問を3人にしたところ、以下のような答えが返ってきました。

Aさん:石を切る仕事です

Bさん:儲かる仕事です

Cさん:美しい大聖堂を作る仕事です

この3人は同じ仕事です。

しかし、答えは全く違うものでした。

Aさんは作業内容、Bさんは報酬、Cさんは仕事の意義で自分の仕事を答えました。

大事なのは、Cさんのように意義を感じながら仕事ができているかということです。

これは「ジョブ・クラフティング」と言い、意義を感じる仕事は誇りを持つことに繋がる考え方です。

私自身、このメディアで発信する意義を言葉にすると、働き方を考えるきっかけ作り』を提供していくことにあります。

『科学的な適職』では、ヘルパーズハイと解説していますが、意義を感じながらできる仕事、あなたにとっての適職を考えるきっかけになればと思います。

Twitterで働き方をテーマにして呟いています

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この記事を書いた人

大手旅行会社に13年間、外資系生命保険会社に2年間勤務し、現在はパラレルワーカーとして「時間」、「場所」、「組織」に縛られない自由な働き方をしています。

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