「年収を上げるためには市場価値を高めるって聞いたけど本当なのかな?」
「市場価値ってどうやって高めるの?」
「そもそも市場価値の高さは何で決まるの?」
「年収アップを狙うなら転職市場を見よう」
「スキルを身にるつけるなら市場価値の高いスキルを選ぼう」
このように『市場』が大事だと、よく聞きますよね。
キャリアを考えるうえで、市場を見ることや市場価値を高める重要性は、なんとなく認識しているかと思います。
結論、市場価値を高めることはキャリアを安定させる重要な要素になります。
私自身、市場を意識してから仕事が増え、収入が上がり、働き方が自由になりました。
自分にとって理想のキャリアを実現するためにも、市場価値を高めることは極めて重要だと感じています。
そこで今回は自分の市場価値を高める方法について解説します。
本記事は北野唯我さんの『転職の思考法』を参考にしています。
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理解しやすいように私のキャリアを事例にして解説します。
本記事を参考にしていただければ、市場価値の高い人材になる自分をイメージできるようになります。
市場価値を高める方法を知っているか知らないかで、将来の収入に大きな差が生まれますので、ぜひ最後までご覧ください。
市場価値とは【違いを分ける2つの視点】
市場価値(マーケットバリュー)とは、今の会社の中から見た自分の価値ではなく、世の中から見た自分の価値です。
『転職の思考法』では2人の人物を例にして解説しています。
- 会社が潰れても生きていける人
- 会社が潰れたら生きていけない人
両者を分ける視点が上司を見て生きるか、マーケットを見て生きるかの違いです。
分かりずらいので、少し視点を変えます。
給料はなぜ発生するのでしょうか?
上司を見て生きている人の発想 | 会社から言われたことをちゃんとやっているから |
マーケットを見て生きる人の発想 | 会社に自分を売り込んでいるから |
給料は、労働者が「自分」という商品を会社に売り、会社がそれを買うことで発生しています。
あくまで売り込んでいるのは労働者の労働時間です。
就職活動や転職活動は、会社に「自分」を売り込み、会社は求職者を買う。
つまり、雇用とは一つの取引になります。
給料は会社に自分を売り込むから発生するのです。
市場価値を理解するには、まず自分を商品として考えます。
2社以上の会社を歩き渡ることが多くなってきている現代で、市場価値は重要です。
どこを見て働くかによって、ビジネスパーソンとしての価値は決まります。
市場価値の高い人は、自由が与えられ、好きな時に会社を辞めることができますし、好きなところで働くこともできます。
しかし、上司だけを見て生きてきた人に自由はありません。
一生、上司の顔色を見て生きていかなければならないのです。
市場価値が高い人材とは【マーケットバリューが決まる3つの資産】
まずは自分の市場価値を知るためには、市場価値を測ることが必要です。
『転職の思考法』では、自分の市場価値を測るために9つの質問をしています。
各項目を書き出してみてください。
- 会社を変えても、価値のあるスキルをどれだけ持っているか?
- そのスキルの「賞味期限」はいつまでか?
- 他の会社でも通用する「レアな経験」がどれだけあるか?
- その経験は、世の中からどれだけ「強いニーズ」があるか?
- 社内に、自分が会社を変えても、喜んで力を貸してくれる人が、どれだけ存在するか?
その人物たちは、意思決定の力がどれだけあるか? - 社外に、自分のために喜んで力を貸してくれる人物がどれだけ存在するか?
その人物たちは、意思決定の力がどれだけあるか? - 自分が所属しているマーケットの「一人当たりの生産性」はどれだけ高いか?
- 自分が所属しているマーケットに今後の「成長性」はあるか?
- 今後、どれだけ「自分の市場価値」は成長を見込まれるか?
市場価値(マーケットバリュー)は3つの資産に分けられます。
- 技術資産
- 人的資産
- 業界の生産性
市場価値の測り方は、箱の大きさで決まります。
給料の期待値は3つの要素の掛け算
(箱の大きさ)
この3つを結んだ箱が大きい人ほど給与の期待値が高く、小さい人ほど低くなります。
理想のキャリアを実現するためには3つの資産のうち、2つ以上の要素を高める必要があります。
①技術資産が高い人 | どんな会社からも必要とされ、高い技術力を持っている |
②人的資産が高い人 | どんな人とも仲良くなれ、可愛がられる力を持っている |
③業界の生産性が高い人 | 特に才能がなくても、安定して高い給与をもらい続ける |
あなたはどの人間になりたいですか?
マーケットバリュー①:技術資産
技術資産が高い人 | どんな会社からも必要とされ、高い技術力を持っている |
①を選んだ人は『技術資産』を特化させたタイプです。
『技術資産』とは『専門性』と『経験』からできたもので、価値ある技術をどれくらい持っているかで資産価値が決まります。
『専門性』は職種に近く、マーケティング、会計や税務、プログラミングやデザインなどを指します。
- マーケティング
- 会計
- 税務
- プログラミング
- エンジニア
- デザイン
etc
私の場合、旅行会社と保険会社で営業をやってきました。
会社員時代の仕事を棚卸してみます。
- 営業(個人/法人)
- テレアポ
- マネージャー(15名規模)
- 旅行業界経験
- 生命保険業界経験
このうち、「営業」と「テレアポ」が『専門性』になります。
一方で、『経験』は職種に紐づかない技術になります。
事業部長の経験や子会社の経営、プロジェクトマネージャーなどチームを率いた経験や、営業開発や商品開発、人事制度の設計、企画系の仕事が含まれます。
- 役職
- 子会社の経営
- プロジェクトマネージャー
- 営業開発
- 人事制度の設計
- 企画
etc
私の場合、「マネージャー」と「旅行業界経験」、「生命保険業界経験」が『経験』にあたります。
ここで大事なのは、自分の『専門性』と『経験』が他の会社でも展開できる汎用性があるかどうかです。
もし、他の会社で展開できないなら、それは技術資産ではありません。
- 専門性
- 経験
この2つの要素は年齢によって、身につける技術は異なります。
『転職の思考法』には、20代は『専門性』、30代以降は『経験』をとると書かれています。
『専門性』は誰でも学べば獲得できますが、『経験』はそうはいきません。
会社の重要なプロジェクトでは専門性の高い社員が任されます。
言い換えれば、専門性のない社員には出番が回ってきません。
よって、20代は『専門性』、30代以降は『経験』をとることがベストなのです。
但し、市場価値(マーケットバリュー)は相対的に決まります。
いくら高い技術を持っていても、周りの多くの人間が同じスキルを持っていたら価値は出ません。
逆に、自分だけが持っているスキルであれば、価値が高まります。
だからこそ、レアな技術にこだわることです。
専門性 | 誰でも学べば獲得可能 年をとるほど差別化しにくい |
経験 | 汎用化されにくい |
20代は『専門性』で、30代以降は『経験』で勝負すべきなのです。
30代だけど誇れる『専門性』はないよ。
『転職の思考法』では20代と書かれていますが、30代からでも問題ないと思っています。
もちろん年が若いうちに『専門性』を学ぶ方が良いですが、私自身『専門性』の重要性に気がついて、意識的に学び始めたのは30代中盤です。
30代で『専門性』を学びながら、『経験』も積んできました。
会社選びに福利厚生を重要視する人もいます
福利厚生は大事だ!
しかし、長い目で見ると、福利厚生よりも『専門性』と『経験』を考えてキャリアを選ぶ方が長期的に有利になります。
なぜなら、福利厚生は会社の業績が悪くなったり、転職や転籍があれば、なくなってしまうからです。
福利厚生は自分でコントロールできない領域にあります。
それよりは、『専門性』と『経験』は会社に万が一が起きた場合でも、自分の中に一生残り続けます。
福利厚生より自分でコントロールできる『専門性』と『経験』を優先しよう。
マーケットバリュー②:人的資産
人的資産が高い人 | どんな人とも仲良くなれ、可愛がられる力を持っている |
『人的資産』は言い換えると人脈です。
会社で優秀な人は人脈だけで仕事を獲得します。
その人だからこそ、動いてくれる社内の人や仕事をくれるクライアントがいるのです。
これが『人的資産』です。
もし、あなたが転職したとしても、変わらず仕事をくれる人はいるか考えてみてください。
ビジネスの世界では、あの人が言うならやってみようとか、あの人のためなら一肌脱いでもいいかとか、貸し借りで動く傾向があります。
20代では、さほど重要な価値にはなりませんが、40代以降になると極めて重要になります。
よく、会社の経営陣が同期で固められていたりしませんか?
プロ野球の世界でも新監督就任のタイミングでコーチ陣が監督と一緒に戦ってきた同年代で固められていたりします。
つまり、20代は『専門性』、30代は『経験』、40代は『人脈』が重要になるのです。
マーケットバリュー③:業界の生産性
業界の生産性が高い人 | 特に才能がなくても、安定して高い給与をもらい続ける |
金融業界では、20代で年収1億以上稼ぐセールスパーソンがいます。
一方で、ウエディング業界の人間は30代後半でも200万で働いていたりします。
両者は同じくらい忙しく働いているのですが、給与が何十倍も違うのは何故でしょうか?
コミュニケーション能力で言えば、ウエディング業界の方が高いかもしれません。
最大の違いは、業界の生産性です。
言い換えれば、その業界で一人あたりの価値の大きさです。
もっと深く言うと、一人あたりの粗利です。
給与の期待値、つまり市場価値(マーケットバリュー)とは『業界の生産性』に最も大きく影響を受けます。
私の最初に就職した会社は平均年収は390万ほどの旅行業界でした。
その後、生命保険業界へ転職したのですが、その会社の平均年収は1,500万です。
なかには年収2億を超えるセールスパーソンもいました。
同じ営業職の転職でしたが、産業によって大きな差があるのです。
選ぶ業界によって収入が大きく変わるのか。
やってることは同じ営業でも業界の違いで圧倒的な収入差が生じます。
いくら『技術資産』や『人的資産』が高くても、そもそもの産業を間違ってしまったら、マーケットバリューは高くなりません。
何十倍もの収入差は、個人の資質や努力で覆すのは非常に難しくなります。
「とくに才能がなくても、安定して高い給与をもらい続ける人」とは、生産性の高い産業に就職した人間です。
当然、生産性の高い産業は競争も激しいです。
しかし、一度入ってしまえば、他の業界の人間と同じスキルで、はるかに高い給料を手に入れることができます。
高い給料を狙うためには、業界選びはとても重要だね。
自分の市場価値を高めるには【方法は3ステップ】
『市場価値が高い人材とは【マーケットバリューが決まる3つの資産】』では、年代別でするべきことを解説しました。
20代 | 『専門性』を磨く |
30代 | 『経験』を積む |
40代 | 『人脈』を作る |
ここでは20代の『専門性』を磨くことと、30代の『経験』を積むことに絞って紹介してまいります。
自分の市場価値を高める方法は次の3ステップです。
- STEP①:市場で求められるスキルを磨く(『専門性』を磨く)
- STEP②:実績を積む(『経験』を積む)
- STEP③:生産性が高く成長している業界を選ぶ
順番に解説します。
STEP①:市場で求められるスキルを磨く
市場価値を高めるためには、まずスキル(『専門性』)を磨くことです。
スキルは履歴書や職種経歴書に書けますので、転職活動でアピールできる分かりやすい要素になります。
例えば、英語であっても日常会話レベルとビジネス会話レベルでは求人の数が変わってきます。
日常会話レベルの方であれば、ビジネス会話レベルまでスキルアップしておくと、市場価値の高い人材として、年収の高いオファーを受けることができます。
但し、使う機会がないスキルを磨いても意味はありません。
自分の目指すキャリアに必要なスキルを選択しましょう。
キャリアプランが明確にできていない方はこちらの記事も併せてご覧ください。
スキルを磨くことであなたのキャリアステップを楽にしてくれます。
STEP②:実績を積む
次に磨いたスキルを活かして実績(『経験』)を積むことです。
実績も転職活動でアピールすることができる要素です。
ここで気をつけたいのは、実績を積むだけで終わらないことです。
その実績でどんな役割を果たしたのかを考えることです。
例えば、プロジェクトを成功した実績をアピールする際、メンバー10名をマネジメントしたということであれば、10名規模のチームをマネジメントできる人だと分かります。
逆にプロジェクトに参加したものの、指示に従って動いていただけであれば、あなたの実績は価値がないものだと思われてしまうでしょう。
履歴書に書ける実績を積むことも大事ですが、自分が仕事の中で何をやったのかを意識するようにしましょう。
キャリアプランが明確の人ほど、やりたいことが決まっており、目標を達成を意識してスキルの習得に励んでおり、自然と市場価値が上がっています。
面接でも「今後どうなりたいですか?」「5年後自分はどうなっていると思いますか?」などキャリアプランについての質問されることがあります。
キャリアプランを立てたことがない方は以下の記事を参考に作成してみてください。
STEP③:生産性が高く成長している業界を選ぶ
スキルを磨いて実績を積めたのであれば、あなたの市場価値は高くなっています。
市場価値に適した収入を得るためには、生産性が高く成長している業界を選ばなければなりません。
スキルが高く実績も申し分ない人でも、業界を間違えてしまえば、収入は上がりません。
市場価値を高めて収入を上げるには、生産性の高い業界を選ばなければならないのです。
生産性の高い業界のなかで興味を持てる業界がなかったらどうするの?
こういう場合は、視点を変えて業界の伸びに注目します。
エスカレーターで例えるなら、伸びている産業は上りのエスカレーター、縮小している産業は下りのエスカレーターです。
伸びている産業は、自分が何もしなくても上りのエスカレーターのように売上が上がります。
縮小してる産業は何もしなければ売上が下がり続け、それを防ぐために必死になっても、下りエスカレータを逆走しなければならないので、良くても現状維持です。
終いには息切れで、いずれ売り上げが下がってくるので悲惨です。
技術資産や人的資産のない人にとっては、生産性の高い産業を選ぶこと、またはエスカレーターが上を向いている産業を選ぶべきです。
反対に選んではいけない選択肢は生産性が低くて、且つ、成長が見込めない産業で働くことです。
衰退産業で働き続けても永久に豊かになりません。
- 生産性の高い産業
- 業界が伸びている成長産業
世の中の動きを把握するためにニュースや新聞を見るなどの情報収集が欠かせません。
下りエスカレーターの業界にいる方は市場価値が高まることはないので、すぐにでも転職活動をスタートさせましょう。
自分の市場価値を知りたい方【手段は2つ】
自分の市場価値を分析する手段を2つ紹介します。
- 診断ツール
- キャリア相談サービス
診断ツールを利用する
診断ツールは膨大なデータから自分の市場価値を分析してくれます。
純粋に自分の市場価値だけ知りたい方は診断ツールの利用がおすすめです。
MIIDAS(ミイダス) | ・7万人の転職実績データから診断 ・年収ベースで比較できる |
VIEW(ビュー) | ・AIによるキャリアシミュレーション ・価値観を軸にしてあなたの天職を診断 |
どれも無料で使えます。
キャリア相談サービスを利用する
キャリアのプロに相談しながら市場価値を診断したい方は、キャリア相談サービスの利用がおすすめです。
キャリア相談サービスは、自己分析の支援をしながらキャリアプランをアドバイスしてくれます。
自分の市場価値が分かったところで、
「何をしたいかわからない・・・。」
「自分に合っていてる仕事や企業はどこなのか?」
という方のキャリア設計までサポートしてくれます。
最初は無料でアドバイザーに相談できますので、キャリアで悩んでいる方は一度相談してみるとよいでしょう。
キャリアのモヤモヤした悩みを全て解消できるので、自分の方向性がハッキリするよ。
自分の市場価値を高めるために資格は有効なのか?
資格を取得したら市場価値は高くなるのかな?
市場価値を高める手段としては資格取得を思いつく人も多いでしょう。
資格は業界に関する専門性を高めることができる証明として分かりやすいものです。
- 日商簿記検定
- 公認会計士
- ファイナンシャルプランナー(FP)
- 宅地建物取引士
- 応用情報技術者
- 社会保険労務士
- 中小企業診断士
etc
しかし、「資格を取得=市場価値が高まる」ということにはなりません。
取得した資格が仕事でどう役に立つのか明確にすることが大事です。
なんとなく「専門性が高まるから」や「市場価値が高まるから」と漠然とした理由で取得しても、市場からは評価されません。
資格の取得を検討している方は取得する目的を明確にしましょう。
取得した資格を仕事に活かせるかどうかは自分次第です。
また、資格を取得するまでは多くの時間を必要することもあります。
数年間の勉強期間が必要であれば、投資する時間が取得するだけの価値に値するかどうかを考えましょう。
世の中の変化は速いので、取得する頃には価値が目減りしてしまっていることもあります。
『生産性が高く成長している業界を選ぶ』でもお伝えしましたが、世の中の動向は常に把握しておきましょう。
【まとめ】マーケットを見て働けば仕事は安定する
今回は自分の市場価値を高める方法について解説してまいりました。
市場価値(マーケットバリュー)は3つの資産で決まります。
①技術資産 | 福利厚生よりも『専門性』と『経験』でキャリアを選ぶ |
②人的資産 | 年をとるにつれ重要度が増していく キャリアは20代は『専門性』、30代は『経験』、40代は『人脈』が重要 |
③業界の生産性 | 市場価値(マーケットバリュー)は業界の生産性に最も大きな影響を受ける |
この3つを結んだ箱が大きい人ほど給与の期待値が高く、小さいほど給与が低くなります。
理想のキャリアを実現するためには3つの資産のうち2つ以上の要素を高める必要があります。
①技術資産が高い人 | どんな会社からも必要とされ、高い技術力を持っている |
②人的資産が高い人 | どんな人とも仲良くなれ、可愛がられる力を持っている |
③業界の生産性が高い人 | 特に才能がなくても、安定して高い給与をもらい続ける |
マーケットを見て、市場価値(マーケットバリュー)を高めることで、会社が潰れても生きていけるビジネスパーソンとしての強さが身につきます。
これこそが令和時代の安定した働き方です。
私自身、市場価値を意識し始めたのは30代中盤です。
30代中盤から『専門性』を学びながら、『経験』を積んできました。
学びに「遅い」はありません。
人生100年時代と言われる中で働き続ける以上、市場価値は重要な要素です。
学びたいと思った時に学び始めれば、市場価値は高まりますし、いつでもキャリアを広げてくれます。
まずは、今のあなたの市場価値(マーケットバリュー)を分析してみてください。
あなたの中に眠っている潜在的なキャリアの可能性が見えてくるはずです。
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