
fa-user「旅行会社から他の業界へ転職したいけど成功するかな?」
fa-user「旅行会社から転職を成功させた人が身近にいないから不安・・・」
fa-user「旅行会社から転職成功する方法を知りたい!」
旅行会社から転職を考えたときに、様々な不安がよぎるものです。
私は大手旅行会社に13年間勤めてきて、外資系の生命保険会社へ転職しました。
旅行会社しか知らなかった当時の私は、転職自体とても不安なものでした。
今となっては、旅行会社時代では想像もしていなかった仕事に就きました。
やりたい仕事を見つけて、毎日楽しく仕事ができるようになりました。
そこで、今回は旅行会社から業界を変えて転職を成功させる3つのポイントと活躍できる業界について解説してまいります。
この記事をご覧いただければ、旅行会社からの転職に必要なことが分かりますので、転職を成功させる確率を高めることができます。

Take
大手旅行会社で13年間、外資系生命保険会社に2年間勤務し、現在はフリーでテレアポ代行、メディア運営、Web制作を中心にパレルワーカーとして働いています。
目次
旅行会社から転職する理由は?
転職全般で言えることですが、あなたが転職する理由を明確にしましょう。
明確な転職理由は企業の面接の合否にも直結するからです。
明確にしておく理由
fa-check-circle退職の理由
fa-check-circle転職先への志望理由
企業は入社後どんな活躍をしてくれるのか見定めます。
企業によって求めている人材はそれぞれですが、どの業界でも20代であればポテンシャル、30代以上であれば即戦力として見ています。
旅行会社から転職を成功させる3つのポイント
旅行会社から転職を成功させるためのは3つのポイントをおさえておく必要があります。
旅行会社から転職を成功させる3つのポイント
fa-check-square-oスキルのブラッシュアップ
fa-check-square-o職種は変えない
fa-check-square-o情報収集する
それぞれ解説してまいります。
スキルのブラッシュアップ
転職してやりたいことがあったとしても、できることで成果を出すことが先決です。
できることで成果を出すことで、後にやりたいことができるようになるものです。
旅行業界のなかで、他業界でも活かせる汎用性のあるスキルはコミュニケーションスキルです。
他業界の専門スキルがあるわけではないので、他業界へ転職するには旅行業界で培ってきたコミュニケーションスキルを最大限に活かすことです。
お客様とのコミュニケーションだけでなく、営業部門以外でも、社内連携などで培われてきたコミュニケーションスキルは他の業界にと比べても高いと言えます。
転職先でコミュニケーションスキルをアピールするためにも、今の仕事で何かしらの成果出せば面接時のアピールになります。
これまでの経験とスキルを整理しておきましょう。
fa-check-circle営業を通してお客様との信頼関係の構築
fa-check-circleお客様の求めるていることを汲み取った先回りの提案
fa-check-circleお客様の期待を上回る提案
fa-check-circleあらゆることを想定した事前準備
コミュニケーションスキルは旅行会社出身者の強みです。
旅行会社に在籍している間にコミュニケーションスキルを磨いておくことで、他業界へ転職した時にあなたの武器となるはずです。
もし、アピールできるだけの経験やコミュニケーションスキルがなけば、今の職場でスキルを磨いてから転職することも考えてみてください。
自分の市場価値(マーケットバリュー)を意識することで、仕事や働き方が安定するようになります。
市場価値(マーケットバリュー)についてはこちらの記事で詳しく解説していますので、併せてご覧ください。
職種は変えない
業界を変えて転職する場合、未知の世界に飛び込むような感覚になったり、とても不安に感じる人もいるでしょう。
実際、同じ旅行業界へ転職する人も多くいます。
業界を変える転職は大きな負担に感じてしまうのです。
業界を変えて転職するポイントは職種を変えないことです。
つまり、異業種・同職種への転職です。
例えば、法人営業をしていた場合、同じ法人営業ができる企業で転職先を探します。
異業種なので扱う商材は変わりますが、法人営業することは変わりません。
コールセンターで旅行手配をしていたとしたら、他業界のカスタマーサポートやインサイドセールスのカスタマーサクセスの仕事もできるはずです。
同職種だけど、他業界の仕事がイメージできない場合は、その業界の情報が不足しているだけです。
新しく覚えることは扱う商材の知識であって、これまでの営業経験やお客様対応の経験はそのまま活かせるので、意外と早く順応するものです。
私も旅行業界で13年間働いてきましたが、当時は旅行の仕事以外は一切考えられませんでした。
しかし、転職で業界を変えてから、視野が格段に広がり、今ではやりたい仕事が次々に思い浮かぶ状況です。
情報収集する
同職種だけど、他業界の仕事がイメージできない場合は、その業界の情報が不足しているだけです。
イメージができていないと面接で的外れなことを言ってしまったりします。
情報収集することは転職成功のカギとなります。
情報収集は3つ分けられます。
fa-check-circle市場全体の情報
fa-check-circle企業の情報
fa-check-circle企業の評判
●市場全体の情報
旅行業界の経験しかない場合、その他の業界についてはよく分からないという人も多いはずです。
経済全体のことを把握しておくことは、どんな業界でも関係してくることです。
こういった視点を持つことで、これから伸びる業界、衰退していく業界など分かるようになりますので、転職するうえで重要な判断材料にもなります。
これから伸びる市場に乗り移ることで、安定した働き方ができるようになります。
伸びる市場の見極め方についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
情報収集は、常日頃から意識的にアンテナを高くしておくことが必要です。
情報収集のアンテナを高くしている人は情報を敏感に感じ取ろキャッチすることができますが、情報収集の意識が弱い人は、気が付かずにスルーしてしまいます。
私が今も実践している情報収集の方法は主に4つです。
fa-chevron-right日経新聞から経済市場の情報を収集する
fa-chevron-rightインターネットから顕在的な情報を収集する
fa-chevron-right本屋で潜在的に興味ある書籍を見つける
fa-chevron-right社外の人たちと交流して新しい情報を収集する
自分に興味関心があることを口だに出して言える情報は顕在化されているものなので、ネットで調べることができます。
しかし、自分がまだ知らない潜在的に興味関心ある情報は、ネットでは入手できないので、その他の手段で入手します。
大手人材紹介会社のキャリアアドバイザーが読んでいる「日経バリューサーチ」の業界レポートを無料で読む方法があります。
「日経バリューサーチ」の業界レポートは通常、有料配信です。
しかし、転職サービスのミイダスを経由すると無料で読むことができます。
日経の情報力が集約された業界の最新の記事なので、業界情報を深く、正しく理解できます。
「日経バリューサーチ」で得た情報と知識は転職活動のサポートになります。
fa-angle-double-rightミイダスで「日経バリューサーチ」の業界レポートをチェック(無料)
旅行業界にどっぷり浸かっていて、旅行業界以外のことは分からないという人ほど積極的に情報収集していきましょう。
●企業の情報
転職先の候補となる企業が見つかったら、その企業のことを調べておくことも必要です。
fa-check-circle企業理念
fa-check-circle求めている人材像
fa-check-circle会社の方向性
これらの情報はコーポレートサイトを見れば分かります。
社長の言葉から会社の想いなど読み取ることができます。
他にも、転職先の会社のサービスを利用してみたり、社長の書籍やネット上の記事など読んでおくこともできます。
社長が考えていることを想像し、会社の方向性と自分のできること重ね合わせることです。
●企業の評判
転職サイトのメルマガや転職エージェントのアドバイザーの話を聞くなどして情報収集していけば、徐々に仕事のイメージができるようになります。
但し、一つの情報源に頼りすぎるのもよくありません。
入社してから、「こんな会社だとは思わなかった・・・。」と後悔しないためにも、企業の口コミ・評判を確認しておくことも必要です。
企業のコーポレートサイトや転職サイトや転職エージェントの情報は基本的にポジティブなことしか書かれていません。
企業の評判を確認するためには、口コミサイトを活用して、実際に働いている社員の本音を確認しておきましょう。
旅行会社出身者が転職して活躍できる業界はどこ?
旅行会社からの転職が多い業界はこちらです。
・人材業界
・広告業界
・保険業界
・IT業界
こうした業界はお客様の求めているニーズを引き出したり、解決策を提案するスキルが求められます。
コミュニケーションスキルは旅行会社出身者の強みですので、適応しやすい業界と言えます。
その他に、下記の3つの視点でも考えてみましょう。
・職種から見る
・伸びている市場から見る
・コロナ後の生活様式から見る
職種から見る
業種は違えど、業務内容の変わらない職種であれば、適応しやすいと言えます。
業界が変わっても適応しやすい職種
・営業
・マーケティング
・経営企画
・事業企画
・事務・管理系
営業や経営企画、管理系職種といった業種が変わっても転用できる職種は異業種でも採用されているケースは多いです。
伸びている市場から見る
狙うべき市場は右肩上がりで伸びている業界です。
私はWebメディアを運営していますが、ライフスタイルに関するメディアの検索キーワードのデータから需要のある市場が見えてきます。
コロナ後に伸びているキーワードに注目すると、ある共通点が分かりました
・マスク
・イソジン
・オーディオブック
・美顔器
・脱毛器
・白髪染め
・まつ毛美容液
・空気洗浄機
・ダイエット器具
・体重計
・ヨガマット
・エアロバイク
・ランニングマシン
・PCマイク
・プロジェクター
・カラオケマイク
・ボードゲーム
・宅飲み
・部屋着
・バリカン
ライフスタイルに関するメディアから抽出したキーワードの共通点は、これら全て自宅でできるということです。
世間は外出を控え、自宅でできることを求め始めているのです。
私はWebメディアの運営のほかにBtoBのテレアポ代行もしているのですが、企業間のビジネスでは以下の商材の需要が伸びています。
・AIチャットボットシステム
・RPA
・ITセキュリティ
・オンライン研修
・集客システム
・コンサル
テレワークを導入する企業が増え、それに必要なサービスやツールであることが分かります。
また、店舗販売であれば来店客が減り、Webで購入する人が増えたため、Web集客関連の需要も伸びました。
コロナ後の生活様式から見る
コロナによって生活様式が変わりました。
・1人または少人数ですいている時間に済ませる
・通販や電子決済を利用する
・計画を立てて素早く済ませる
・持ち帰りやデリバリーの利用
・大皿は避けて料理は個々に
・対面ではなく横並びに座る
・料理に集中しておしゃべりは控える
・ジョギングは少人数ですれ違う時には距離をとる
・狭い部屋での長居は無用
・歌や応援は十分な距離かオンライン
・テレワークやローテーション勤務
・名刺交換はオンライン
・面接や商談はオンライン
新しい生活様式を見ることで、これから世間で求められることが見えてきます。
これから伸びる市場に身を置くことで、人材価値が高まり、収入アップにも繋がっていきます。
【自己PR対策】年代別で転職活動は異なる
他業界への転職は年代によって、求められることが異なります。
企業から求められていることが分からないままだと転職はうまくいきません。
自己PR対策に使えるサービスでおすすめなのがミイダス(MIDAS)の市場価値診断。
7万人の転職データを基に、類似した経歴・スキルを持つユーザーへのオファー実績から算出されます。
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また、転職活動で利用する転職エージェントは1社ではなく複数使うようにしてください。
転職エージェントの担当アドバイザーとの相性もありますので、自分に合ったアドバイザーを見つけるためには数社利用しないと比較できません。
転職を成功させるためには、最初に2~3社登録して、相性の良いアドバイザーが見つかったら、利用している転職エージェントを徐々に減らしていきます。
年代別で企業から求められていることや年代別のおすすめの転職エージェントをそれぞれ紹介してまいります。
20代の転職活動
20代の転職は即戦力にならなくても、ポテンシャルを優先して見られるので、やる気さえあれば転職しやすいと言えます。
自分の転職理由と企業が求めることが一致さえすれば、採用の確率は高くなります。
上述で解説した旅行会社から転職を成功させる3つのポイントを抑えておきましょう。
20代に強い転職エージェント
fa-angle-double-rightリクルートエージェント:業界No1の求人数!
fa-angle-double-rightマイナビエージェント:20代の登録者数No1!
30代の転職活動
30代となると転職先でも即戦力として求められます。
やる気だけでは採用されないので、自分のスキルが転職先で、どのように活かせてどれだけの成果を出すことができるのか考えなければなりません。
30代に強い転職エージェント
fa-angle-double-rightリクルートエージェント:業界No1の求人数!
fa-angle-double-rightdoda:リクルートに並ぶ国内最大級のエージェント
fa-angle-double-rightパソナキャリア:他で取り扱いのない求人が見つかる
fa-angle-double-rightJAC Recruitment:年収600万以上対象で外資系企業に強い
40代以上の転職活動
40代の中途採用を募集している企業の多くはマネジメントできる人材を求めています。
40代で転職するには、マネジメント経験は必須です。
マネジメントスキルがなければ、ほぼ無理と言っても過言ではないでしょう。
マネジメントできる人材は組織の中では必要ですが、独立や転職でポストが空くことも多いので、マネジメントスキルさえあれば、意外とチャンスは多いものです。
どんな業界でも活かせるスキルなので、転職先を幅広く見ながら転職活動していきましょう。
40代に強い転職エージェント
fa-angle-double-rightリクルートエージェント:業界No1の求人数!
fa-angle-double-rightdoda:リクルートに並ぶ国内最大級のエージェント
fa-angle-double-rightパソナキャリア:他で取り扱いのない求人が見つかる
fa-angle-double-rightJAC Recruitment:年収600万以上対象にグローバルポジションを紹介!
【まとめ】旅行会社に在籍している間に転職に必要なスキルを磨く
転職を成功させるポイントは以下の3つです。
fa-check-square-oスキルのブラッシュアップ
fa-check-square-o職種は変えない
fa-check-square-o情報収集する
年代別ですと、
20代:企業が求めることに応えるポテンシャル
30代:即戦力になるスキル
40代:マネジメントスキル
それぞれの年代で求められることは異なります。
すぐに転職しない人でも、将来転職する可能性があれば、市場で求められるスキルを磨いておくことは大事になります。
当ブログでは、この時代を生き抜くための新しい働き方を紹介しています。
働き方を変えたいという方はこちらの記事もぜひご覧ください。
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