新卒入社で数年働いていくと、
「今の仕事は自分に向いていないのかも?」
「他の仕事にも興味が出てきた。」
こんな気持になったことはないでしょうか?
未経験の業種や職種に転職を考えることもあると思います。
しかし、経験がないことに対しては不安が募るものです。
人生を左右される転職となると、興味がってもなかなか行動に移せなかったりします。
せっかく興味を持ったことに蓋をしてしまうと、後で必ず後悔するものです。
今回は、未経験の転職を検討している方向けに、転職の具体的な方法を解説します。
本記事をご覧いただければ、未経験の不安も少しは払拭されるはずなので、諦める前にこちらの記事を読んでから考えてみてください。
Take
大手旅行会社で13年間、外資系生命保険会社に2年間勤務し、現在はフリーでテレアポ代行、メディア運営、Web制作を中心にパレルワーカーとして働いています。
求人募集する企業側の事情も踏まえて解説します。
未経験の転職が不安になる理由
未経験の転職はとても不安ですよね。
今の会社にいる方がいいかもしれない
転職に失敗したくない
一度転職したら戻れないのはリスク
未経験だから新しいことに順応できるかどうか分からない
もし自分に向いていなかったらどうしよう
未経験の転職が不安になるのは、こんなことを考えてしまうからではないでしょうか?
私も初めての転職が未経験の業界でしたので、とても不安な気持になりました。
こうした不安は転職活動や情報収集していくことで少しずつ払拭されていきます。
あなたが転職する理由は何でしょうか?
あえて未経験の転職を考えた明確な理由があるはずです。
私は転職することの不安より、このまま変わらずに同じ会社で働き続けることの不安のほうが大きかったので、転職の決断ができました。
このまま同じ会社で働き続ける自分の未来を想像した時に、明るい未来が想像できなかったら転職するタイミングかもしれません。
まずは、未経験に挑戦する転職理由を明確にしておきましょう。
私が未経験の転職をしたのが30代後半ですが、その理由を下記の記事で書いていますので、参考にしたい方はご覧ください。
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未経験の転職は業種と職種の2つの軸で考える
未経験の転職を考えるには、業種と職種の2つの軸で考えます。
業種は同じ業種なのか、それとも異なる業種なのか?
職種は同じ職種なのか、それとも異なる鞘腫なのか?
業種/職種 | 同職種 | 異職種 |
同業種 | 同業種同職種 | 異業種同職種 |
異業種 | 同業種異職種 | 異業種異職種 |
それぞれ解説してまいります。
同業種同職種
ここでは転職する理由が大事になります。
業種も職種も同じなのに、なぜ転職する必要があったのか明確にしておきたいところです。
特に人間関係でうまくいかなかったなどのネガティブな理由でないか企業側は気になるはずです。
同業種異職種
同業種異職種の場合は、まず社内で異動できるか考えてみましょう。
自分の会社にもある職種であれば、今の会社で実績を積んでから部署移動で職種を変えていくことを目指していきましょう。
自分の会社にもある職種なのに転職をする場合、同業種同職種と同様に会社を変える明確な理由が求められます。
異業種同職種
異業種同職種の転職は比較的転職しやすいパターンと言えます。
同職種なので即戦力になる経験とスキルをアピールできます。
異なる業種を選んだ理由や、活躍の可能性を面接時アピールしていきましょう。
異業種異職種
異業種異職種の転職は最も困難です。
転職は就職と違い、即戦力を求められます。
即戦力となる経験やスキルが必要となるため、やる気などのポテンシャル採用は難しいのです。
未経験の転職でおすすめの職種
未経験で転職しやすい職種は以下の4つです。
営業職
販売職
事務職
ITエンジニア
順番に解説します。
営業職
未経験の募集が一番多い職種です。
企業側が売りたい商品やサービスを売る営業職が多ければ、会社の売上アップに直結するからです。
営業と言えば、飛び込みをしないといけないなど、ネガティブなイメージを持っている人もいるかもしれませんが、近年はIT化が進み、営業スタイルはだいぶ変わってきました。
営業支援ツールを活用しながら、興味を持った顧客だけにアプローチしていくなど効率的になり、門前払いなど嫌な思いをすることも減りました。
但し、昔ながらの営業スタイルの企業もあるので、見極める必要はあります。
営業職の経験とスキルは汎用性が高いので、一度は経験しておくとよいでしょう。
販売職
販売職と言えば、様々な業種があります。
・飲食業
・不動産業
・旅行業
・アパレル業
・保険業
・小売業
BtoCで個人のお客様を店舗などで接客する職種です。
未経験の募集が多い理由としては、社員の定着率が低い職種で、常に人手不足なことが挙げられます。
定着率が低い主な理由としては、休みがバラバラであったり、長時間労働などがあります。
しかし、短期間で店舗運営を任せられることから、早期に経営やマネージメントのスキルや経験を積むことができるのがメリットです。
どの業界でも年を重ねるとマネージメントを求められるので、先を見据えて、販売職を希望して転職する人もいます。
事務職
特別な知識やスキルが必要なくてもできる仕事なので、希望者の多い職種で倍率の高い職種とも言えます。
最低限、「Word」や「Excell」などのソフトを使えれば対応できるのですが、競争率が高いので、経験者が優遇されます。
事務職への転職には今の会社で事務職に必要な経験を積み、転職活動は長期戦になることを想定しておきましょう。
ITエンジニア
ITエンジニアは未経験で入社するパターンが多い職種です。
ITエンジニアが携わる案件の需要が多く、供給が追い付いていないため、企業側は未経験でも社内で育てながら人材を確保せざる得ない状況なのです。
今後も世の中のIT化は加速し、更なる需要拡大が予想されるだけに、未経験の募集はまだまだ増えていくはずです。
エンジニアの派遣会社や受託開発会社でスキルを身につけながら、WEBサービス会社の正社員を目指す方法があります。
また、最近では転職を保証したプログラミングスクールもあったりしますので、未経験でITエンジニアを目指す環境は整っています。
TECH CAMP(テックキャンプ):転職成功まで長期のキャリア支援
Tech Academy(テックアカデミー):自宅で学べるオンラインのプログラミングスクール
どちらも無料体験、無料カウンセリングからお試しできます。
未経験から転職する具体的な方法
未経験から転職する具体的な方法は3つです。
アルバイトまたは契約社員として入社する
派遣会社を経由して紹介予定派遣として正社員を目指す
必要なスキルを身につける
順番に解説します。
アルバイトまたは契約社員として入社する
アルバイトまたは契約社員として入社し実務を経験してから正社員を目指します。
契約期間が設けられているため、企業側も時間をかけて見極めることができます。
アルバイトまたは契約社員としてであれば、最初から正社員としての転職よりもハードルは低くなります。
正社員になれる保証がないことなど不安定な要素はありますが、どうしても入社したい場合には検討してみましょう。
派遣会社を経由して紹介予定派遣として正社員を目指す
先ほど「ITエンジニア」の紹介でも解説しましたが、派遣会社を経由して正社員を目指します。
派遣会社には、紹介予定派遣の制度があります。
派遣期間(最長6ヶ月)終了後、本人と派遣先企業双方合意のもとに社員になることができます。
一定期間、派遣社員として働くことで実際の仕事内容や職場を見極めることができます。
企業側にとっても、見極める機会があるため、紹介予定派遣としてならば未経験でも希望の仕事に就けるチャンスがあります。
必要なスキルを身につける
いきなり希望するところに応募するのではなく、転職先で必要なスキルを身につけることです。
希望するところで、どんなスキルが求められるのか調べて、そのスキルを身につけます。
スキルを身につける方法としては、
①今の会社でスキルが取得できる部署に異動する
②スキル取得のために転職しやすいところへ転職する
③副業でスキルを身につける
少し遠回りですが、この方法を実行することで自分が本当にやりたいことの実現に確実に近づきます。
【まとめ】未経験の転職不安を払拭するためのステップ
未経験の転職不安を払拭するためのステップをまとめます。
①未経験で転職する理由を明確にする
②転職先を業種と職種の2軸で考える
③未経験の転職に必要なスキルを身につける
未経験の転職成功させることで、新しいスキルや経験を得ることができます。
これまでのスキルや経験を掛け合わせることで、新たな価値を生み出し、働き方の多様性も生まれてきます。
コロナを機に転職市場は企業側有利の買い手市場となっています。
転職活動は長期戦になることが考えられますので、すぐに転職しない場合でも、まずは転職サイトや転職エージェントに登録して未経験の業種や職種の情報収集から始めていきましょう。
メルマガなどで情報収集するなら転職サイト、転職アドバイザーから直接話を聞くなら転職エージェントです。
こちらの記事で転職初心者向けの転職サイトと転職エージェントを紹介していますので、チェックしてみてください。
転職サイト:メルマガなどで情報収集
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転職エージェント:転職アドバイザーから直接話を聞く
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