転職の繰り返しでスキルの幅を広げるなら転職回数が多いのはOKです

「転職回数が多いと転職に不利なのかな?」

「転職を繰り返している人は企業からのイメージは悪いのでしょうか?」

 

こういった疑問にお答えします。

 

●本記事の内容で分かること

・転職の繰り返しでスキルの幅が広げられる理由

・スキルの幅が広がると市場価値が高くなる理由

・転職の繰り返しは不利にならない理由

 

転職と聞くと世間的にはまだまだマイナスなイメージにとらえらがちです。

転職を繰り返し、回数が多ければ尚更です。

しかし、私は転職の繰り返しはスキルの幅が広げられるので転職回数が多いのはOKだと考えます。

 

転職の繰り返しはスキルの幅が広がり自分の市場価値が高くなる

1つのことだけをマスターするだけではリスクがあります。

近年のAIの発達などによるテクノロジーの進化により、1つのスキルへの依存は危険なリスクとなります。

 

例えば、ドライバー職で言えば、自動運転が実験段階に入り、実用化されれば、ドライバー職の需要はゼロまではいかなくとも少なくなることでしょう。

スキルの幅を広げることは働く場所がなくなることのリスク分散にもなるのです。

 

これからは1つの会社だけでなく、転職して様々なスキルを身に付ける考え方が広がります。

 

定年まで雇用が約束された会社で働くよりも転職してスキルを磨がいてきたほうが社会での選択肢が広がり、働きやすくなるはずです。

 

転職することで、転職先企業のノウハウを身に付け、スキルが磨かれれば、1つの企業で勤めるより自分の市場価値が高くなります。

転職を繰り返すことでより多くのスキルを身に付けた人材となるのです。

 

転職回数×スキル=市場価値の高い人材

 

市場価値を高めるためにやるべきこと

・スキルの向上

・スキルの幅を広げる

・実績を作る

 

その為の方法は色々とあるかと思いますが、転職も1つの有効な手段として考えます。

 

異業種への転職で市場価値を高める

異業種への転職であればより市場価値は高まります。

異業種でも同職種、異職種どちらでも良いです。

●異業種・同職種への転職

例. 旅行業界・営業職 ⇒ 保険業界・営業職

●異業種・異職種への転職

例. 旅行業界・企画 ⇒ 保険業界・営業職

 

例えば、営業職で働いていた人がエンジニアとして転職したとします。

すると、自ら営業もできるエンジニアとして市場価値の高い人材となります。

更にその数年後にマーケティング会社へ転職したとします。

すると、自ら営業もできて、マーケティング知識の持ったエンジニアとして重宝される人材となることでしょう。

 

営業 × エンジニア × マーケティング

 

それぞれの職務を単体で見た場合、市場にはたくさんの人材がいますが、3つのスキルを持った人材となるとかなり少なくなり市場価値が高くなります。

 

このようにスキルの掛け合わせで価値が生まれるのです。

スキルの掛け合わせが多ければ多いほど、市場価値の高い人材となります。

こうなると仕事の選択肢は広がり、仕事へのモチベーションも高くなることでしょう。

 

人手不足の影響もあり、企業も業種未経験の人材を求めています。

異業種への転職のハードルも以前より下がってきていますので、挑戦しやすい状況と言えます。

 

●「業種未経験者歓迎」の割合が多い業種

1位 運輸・交通・物流・倉庫 95.4%
2位 商社 94.6%
3位 流通・小売・フード 93.4%
4位 サービス・レジャー 91.7%
5位 公的機関・その他 89.8%
6位 環境・エネルギー 89.5%
7位 金融・保険 89.4%
8位 メーカー 89.0%
9位 マスコミ・広告・デザイン 88.5%
10位 コンサルティング 88.2%
11位 不動産・建設・設備 84.0%
12位 IT・通信・インターネット 82.3%

※2017年11月7日調べ/業種はマイナビ転職上の分類に基づく

 

異業種へ転職と言っても、未知の世界に飛び込むのには不安になると思います。

下記の記事で、未経験の異業種への転職の不安を払拭させる方法を解説しています。

 

 

因みに、同業種への転職でも前職の会社にないスキルであれば同じ考え方です。

 

 

旅行会社から生命保険会社へ転職した事例

私も過去に転職を経験しましたが、転職の目的はスキルとノウハウを身に付けたい理由でした。

旅行会社で外営業をしていた頃に、外営業に面白さを感じていた反面、成果が出せずに苦しんだことがあります。

営業レベルを上げたいという明確な目的がありましたので、営業レベルの高い会社を見つけて転職しました。

 

その会社では2年間在籍しましたが、以前に比べ営業に対しての考え方やスキルも付いたのかなと感じています。

営業職であればどの会社でも使えるスキルですし、自分で企業に売り込んで受注するのにも役立ちます。

今では旅行と営業2つの掛け合わせたスキル旅行ガイドの仕事を受注できるようになりました。

 

転職の繰り返しは不利にならない理由

企業の人事や転職コンサルタントが履歴書を見た時に転職回数が多ければ気になることでしょう。

 

しかし、その転職回数がプラスで見られるのか、マイナスで見られるのか、転職の目的によります。

 

転職の目的が「気に入らない上司がいたから」や「仕事がつまらなかった」などネガティブな理由だと、企業の担当は採用したいと思わないでしょう。

転職の目的が自分の成長するための手段や明確なビジョンを描いているなどの考え方を持っていれば、向上心のある人材と見られ評価されることでしょう。

 

転職回数が多い=転職に不利とは限らないのです。

 

既にネガティブな理由で転職を繰り返してしまった場合

既にネガティブな理由や在籍期間が短かった転職を経験している場合は、過去の経験をプラスに転じて活かすことを考えましょう。

 

例えば、「気に入らない上司がいたから」という理由であれば、面談時に下記のようにアピールするとよいでしょう。

「以前は何もかも人のせい、環境のせいにしていました。
しかし、現在は自律要因と他律要因の考え方を学び、全ては自分に責任があるのだと考えられるようになりました。
常に、まずは自分の行動に原因がないかを第一に考えることで、多くの気づき得られるようになっています。」

 

転職を繰り返していた過去と考え方を改めた現在の変化を伝えることで、聞く側の見方も変わってくるはずです。

 

過去は変えられないので、ネガティブに引きずらず、過去の経験をプラスに転じて前を向く考え方が大事です。

 

今後転職がスタンダードになる

どの企業も人手不足による影響から採用基準も少しずつ変わってきています。

 

以前は応募者数も多く、企業も1人1人を細かく見られなかったため、大学名でふるいをかけて選考していたこともありました。

 

しかし、人手不足が叫ばれる現在は、企業も大学名に拘っているだけでは人材の確保が難しくなり、学歴問わず広く集める方法を取り始めています。

 

2019年4月からの働き方改革関連法が施行されたことにより、個人の成果と実績が重要視されていくと予想されます。

企業は優秀な人材の再雇用を促進したり、待遇改善を図ったりすることも考えられます。

仕事への評価がシビアになり、成果主義の方針となる企業が増えることでしょう。

実力主義・成果主義に向けて個人の能力向上は必須なります。

 

また、有名な大企業の希望退職や早期退職の募集も増えてきました。

2019年3月に富士通が45歳以上のすべてのグループ社員を対象に早期退職を募集することを発表しました。

ある意味、リストラに近い措置です。

 

そして、5月には日本のトップ企業のトヨタが終身雇用は厳しいとの見解を発表しています。

企業も一人の従業員を長く働かせる体制から、新たな優秀な人材を獲得する体制へとシフトしつつありますので、転職はよりスタンダードになることでしょう。

 

複数のスキルを武器にして市場に売り込む

これからは複数のスキルを武器にして市場に売り込むのです。

 

私が企業で働く目的と考え方は以下です。

 

①企業のスキルやノウハウを身に付ける(スキル習得)

②転職や複業でその他の企業のスキルやノウハウも身に付ける(スキルの横展開)

③スキルの掛け合わせで市場価値を高める(スキルの応用)

④より条件の良い会社へ転職or自分でビジネスをする(キャリアアップ)

 

複数のスキルを身に付けて実績を積むことで、仕事の選択肢は広がり、人生の選択肢も広がります。

 

今勤めている会社でどんなスキルが身に付くのか、自分の企業の強み、市場価値を見直し、万が一勤めている会社がなくなっても、働く場所がなくならないリスク管理をしていくとともに、今後のキャリアアップのためにも自分の市場企業を高めていくことを意識していき働きやすい環境を整えていきましょう。

 

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