30代後半で転職未経験の私が旅行会社から転職した8つの理由

私が新卒で最初に勤めた会社は旅行会社です。

旅行が好きという理由で入社した会社に13年間在籍しました。

 

13年間働いていくなかで感じた様々不安から30代後半で転職しました。

 

恐らく旅行会社で働く会社員のなかには、私と同じような不安を感じている人は多いはずです。

 

本記事では、私が30代後半で旅行会社を退職した理由とその後に感じたことを紹介します。

 

転職しようか悩んでいる人たちのきっかけになればと思って書きましたので、参考にしていただけたら幸いです。

 

筆者プロフィール

Take

大手旅行会社で13年間、外資系生命保険会社に2年間勤務し、現在はフリーでテレアポ代行、メディア運営、Web制作を中心にパレルワーカーとして働いています。

 

30代後半で転職未経験の私が退職を考えたきっかけ

私が旅行会社を退職して転職を考えたきっかけはスカウトでした。

 

毎日のように遅くまで残業し、休日出勤をしていく生活に何の疑問を持つことなく、将来のことを考える余裕もないほど、忙しい毎日を過ごしていました。

世の中の社会人はみんな自分と同じように働いているものだと思っていました。

 

スカウト先の企業の話を聞いて、仕事や働き方について考えるきっかけになりました。

これまでの働き方に少し疑問を持つようになり、仕事の目的や、夢、人生観を初めて真剣に考えました。

 

30代後半の年齢的な部分と未経験の部分で転職する不安はありました。

しかし、このまま今の仕事を続けていく不安の方が大きかったので、これを機に新しい挑戦することを選んだのです。

 

私が旅行会社を退職した8つの理由

私が旅行会社を退職した理由は以下の8つです。

①お金の不安

②キャリアの不安

③労働環境

④時代の急速な変化

⑤自分の人材価値

⑥収入を増やしたい

⑦違う世界を見てみたい

⑧夢を持ちたい

 

順番に紹介します。

 

①お金の不安

お金の不安

 

旅行業界の年収は、20~30代で平均300~400万ほどです(200万円台の会社もあります)。

 

旅行事業は薄利多売のビジネスモデルで、私が勤めていた会社もそうでした。

 

給与は毎年少しずつ上がっていましたが、それでも数千円ほどです。

ボーナスも年に2回出ていましたが、景気や世界情勢に左右されるので不安定です。

 

他業種で働く学生時代の友人と会う度に、毎月の給与やボーナスの話になります。

あまりの金額の差にショックを受けました。

 

仕事は多忙でストレスもたまる仕事だったので、ストレス発散のために買い物で爆買いしてストレスを発散していました。

浪費癖が付いてしまい、財布の中はいつもスッカラカンです。

(ダメ人間ですね)

 

会社内でキャリアアップを目指しても、給与はそれほど上がらないことは知っていました。

 

生活を改めなきゃと思う半面、収入面もなんとかしないといけないと考えていました。

 

 

②キャリアの不安

キャリアの不安

 

旅行会社のキャリアは大きく2つに分かれます。

旅行会社のキャリアパス

会社の売上に直結する営業部門

営業部門を支える管理部門(間接部門とも言われます)

 

私の場合は13年間営業部門にいました。

 

当時、28歳で主任だった私が考えるキャリアの選択肢は3つありました。

①店舗責任者 ⇒ エリア責任者 ⇒ 事業部長

②管理部門への異動

③海外転勤 ⇒ 管理部門

 

早期の出世を目指すなら①ですが、店舗営業の経験しかない状態で出世するのはどうなのかという思いがありました。

 

②の道を選ぶにも、どのタイミングで管理部門に異動するべきかは難しい判断でした。

旅行会社の業務は多岐にわたりますので、管理部門に異動して一から学ぶことも多くあります。

 

昇進していけば、営業部門と管理部門をまとめていくマネージメントが求められるので、それぞれの部門を経験していくことも大事です。

 

③についても、この会社で長く働くなら、いずれ経験しておかなければならないと思っていました。

海外勤務となると語学力は必須です。

 

20代の頃は挑戦したい気持はありましたが、30代になって苦手な語学を学びながら海外勤務に挑戦する気持ちはなくなっていました。

挑戦することより居心地の良さを優先に考えるようになっていたんですよね。

 

今振り返ると、旅行業界で何をしたいのか、この会社でどうしたいのか、明確な目的がなかったことが問題でした。

目的があってのキャリアパスなのに、目的がないまま、どの道を歩むべきかばかり考えていたのです。

 

 

③労働環境

労働環境

 

仕事は毎日夜遅く、日によっては日付を跨ぐこともありました。

 

20代の頃は体力もあったの、それほど気になりませんでした。

朝まで飲んで徹夜明けで仕事に行くこともありました。

 

30代を過ぎると、仕事の疲れも抜けなくなり、日に日に疲れがたまり、休みの日は出かける体力もなく、1日寝て過ごすことも増えてきました。

休日に何かしたいと思っても、体力と気力も出ないくらい疲れ果ててしまうのです。

 

休日を寝て過ごす時間が増え始め、会社に全てを捧げる人生はどうなのかと疑問を持ち始めました。

 

 

④時代の急速な変化

時代の急速な変化

 

私は営業所長を勤めていた経験があるのですが、主に電話や来店による航空券販売の営業所でした。

 

当時は他の旅行会社で扱わない特殊な航空券だったこともあり、売上は毎年右肩上がりで、時には月間で関東トップの成績だったこともありました。

 

その後、インターネットの普及が進み、ネットで航空券が購入できるようになると、営業所の成績も落ち始めました。
今では航空券はネットによる予約が主流となっています。

 

インターネットやテクノロジーが人の仕事を奪っていくところを見てきて、自分自身も新しいスキルの取得や仕事の幅を広げていかなければと危機感を持ち始めました。

 

 

⑤自分の人材価値

自分の人材価値

 

毎年多くの新入社員が入社してくるのですが、年々、新入社員の能力が高くなってきていることを感じていました。

 

例えば、英語の語学力で見た場合、ネイティブな語学力を持つ社員が多く、私の世代とは明らかに違いました。

 

旅行会社の社員は、英語が話せてあたり前と思う方もいるかもしれませんが、私が入社した当時は半数以上の社員が英語を話せません。

 

近年はグローバル化が進み、採用基準も変わってきており、新入社員の質も変わってきていたのです。

外国人の採用や異業種の採用にも積極的になり、自分よりも若くてポテンシャルもスキルも高い社員が増えていくのです。

 

自分自身もっと成長しなければ、いずれ会社で居場所がなくなると危機感を感じたのです。

 

 

⑥収入を増やしたい

収入を増やしたい

 

昇進すればするほど、会社から求められる能力と責任は高くなります。

そこにやりがいを感じることができれば、仕事への充実感を味わうことができるでしょう。

 

私もやりがいや仕事の充実感を得たい気持ちはありました。

 

しかし、それだけではありません。

昇進に伴って収入も増やしたかったのです。

 

収入を増やしたい思いは私だけでなく、多くの人が望むことでしょう。

 

当時、社内の給与制度は細かく開示されることなく、「部長になると月の給料が〇〇万円みたいだよ」と社員同士の噂から役職ごとの収入をイメージしていました。

 

旅行業界の部長レベルだと年収は600~800万ほどになるかと思います。

部長になるなら年収1000万以上は欲しいと思っていた私には収入面で魅力に感じることができませんでした。

 

その後、各業界の年収を知ることになったのですが、業界が違うだけで収入が大きく変わること愕然としました。

 

同じ営業職でも扱う商材が違うだけで収入に大きな差が生まれるのです。

やっている仕事やスキル、業務量、労働時間にそれほど差がなくても、身を置く業界が違うだけで収入に大きな差が生まれること知るのです。

 

 

⑦他の世界を見てみたい

他の世界を見てみたい

 

新卒で入社して1つの会社に10年以上在籍することに疑問を感じていました。

 

他の世界をまるで知らないのです。

 

もともと好奇心は強いほうで、法人営業を経験して、他の会社の人と話すことにワクワク感を感じていました。

副業という言葉が浸透していない頃から、知り合いのアパレル業界の人の影響で、海外の転売の副業も始めていました。

 

「もっと旅行業界以外のことを知りたい」、「外の世界に触れてみたい」と強く思い始めていたのです。

 

 

⑧夢を持ちたい

夢を持ちたい

 

このまま今の仕事を続けていくことを考えた時、明るい未来を想像することができませんでした。

 

会社を続けていくことで、

「金銭的に大丈夫か?」

「このまま同じ会社で仕事を続けて成長できるのか?」

「自分は何を目指したいのか?」

「このままで自分の人生は幸せと感じることができるのか?」

 

不安ばかりで、何一つ明るい未来を想像することができませんでした。

とは言っても、会社を辞めたところで、どうしたいのかも分からずにいました。

 

もやもやしていた時に、転職のきっかけとなるスカウトがあったのです。

そこで、自分の夢を持つことの大切さを教えてもらい、再び人生の夢を持つようになったのです。

 

自分の夢を実現するために転職することは必然で、転職までの決断に時間はかかりませんでした。

 

転職未経験の私が旅行会社を退職した結果

転職未経験の私が転職した結果

 

転職未経験の私が転職した次の業界は生命保険業界。

 

退職した結果、様々な面で変化がありました。

 

転職を決めた時の周囲の反応

転職については周囲から反対されることが予想できていたので誰にも相談しませんでした。

 

周囲に話したのは転職が決定して、会社へ退職を伝えた時です。

 

周囲の大半の人から反対されました。

「やめとけ」

「お間には無理だろ」

「このままのほうが絶対いいって」

 

こうしたネガティブな反応ばかりでした。

 

反対してくる人に人生の考え方や将来について質問しても、誰一人自信と誇りを持って話せる人はいません。

今まで何かに挑戦したり、夢を持ち続けている人は少なく、周囲には保守的な考え方ばかりです。

 

夢を与えるような仕事なのに、働く人たちは夢を語れない。

私にとっては面白くない環境でした。

 

応援してくれる人も少くなからずいました。

他人の挑戦を応援する人は、自分自身も今まで挑戦してきたり、夢を持っている人たちなんですよね。

 

 

仕事への順応

生命保険会社では思うような成果を出すことはできませんでした。

 

新しいことを覚えるのに時間のかかる私には、すぐに順応することができませんでした。

時間をかけながら、コツコツと続けていけば、そのうち順応するかなと思っていましたが、この業界ではそんな猶予はなかったのです。

 

結果的に2年で退職することになりました。

 

 

働き方

転職したことで仕事へのモチベーションは確実にアップしました。

 

生命保険業界に飛び込んだことで、苦労することも多くありましたが、人生の目的を明確にできたことで、一日の過ごし方、働き方を意識するようになりました。

 

転職先の会社ではうまくいきませんでしたが、会社員を辞めてからは労働時間、収入、やりがいなど様々な面で良い方向に進んでいきました。

 

 

【まとめ】人生の長いスパンで考えると転職はたいした問題ではない

【まとめ】人生の長いスパンで考えると転職はたいした問題ではない

 

これまで漠然と時間を過ごしていたのですが、転職をきっかけに、働き方や考え方、価値観がだいぶ変わりました。

 

転職を考えると転職先の会社でうまくやっていけるかどうかで頭がいっぱいになりますが、人生の長いスパンで考えると、たいした問題ではないかなと思えます。

 

今では転職することがあたり前となってきていて、転職で複数の会社を転々とするジョブホッパーという言葉もあるくらいです。

むしろ、一つの会社に依存し続けた働き方のほうがリスクです。

 

転職することが必ずしも正解ではありませんが、転職したほうがいいと思っているのに、挑戦しないことが最も危険な状態です。

 

もし、あなたが転職しようか悩んでいるのであれば、こちらの記事もご覧ください。

どんなことに不安を抱えていて、どうやって払拭できるか解説しています。

 

 

当ブログでは、この時代を生き抜くための新しい働き方を紹介しています。

働き方を変えたいという方はこちらの記事もぜひご覧ください。

 

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